バカリズムとアンタ山崎MC「笑×演」、芸人と俳優の違いに面白さ

来月4月にスタートする新バラエティ番組「笑×演」（テレビ朝日）の収録が先日、東京・テレビ朝日にて行われ、MCを務めるバカリズムとアンタッチャブル山崎が収録後の記者取材会に出席した。

この「笑×演」は芸人の書いたネタを俳優が演じるバラエティ。俳優がスタジオで繰り広げる漫才やコントなどのネタはもちろん、芸人と俳優が舞台裏で1つのネタを完成させるまでのドキュメンタリー要素も見どころだ。来週3月30日（木）にはレギュラー放送に先駆けて特別編が届けられ、ナイツ塙、ハライチ岩井、ニッチェ、さらば青春の光・森田が俳優たちへネタを提供する。

バカリズムは収録の感想を聞かれて「芸人さんも俳優さんも大変だろうなと思いましたが、僕らは笑っているだけ（笑）。ローリスク・ハイリターンのお仕事を頂けました」、山崎も「いい仕事に出会えた。見て笑ってギャラもらえる」と陽気に笑みをこぼす。山崎が「俳優さんの好感度が全員上がる」とその奮闘ぶりを評すると、バカリズムは「芸人さんはめちゃめちゃ大変ですごい労力だけど、好感度はこれまで通り」と話して取材陣の笑いを誘った。

2人が俳優にネタを提供する可能性を尋ねられた際には、バカリズムが「絶対にないです！ はっきり言っておかないと。ゼロです！」と徹底的に拒否。山崎に「福山雅治さんにネタを書いてと言われたら？」と問われても「絶対にスベらせられない」と危惧してみせる。最後にバカリズムは「芸人さんと俳優さんの間で、作品に対する考え方が根本的に違う。その違いが見えるのが面白い」と番組の魅力を語り、山崎も「僕らにとって当たり前のことも、俳優の皆さんには説明しないといけない。文化の違いがある」と同調した。