すっちー「いい意味で裏切ることができた」新喜劇映画「商店街戦争」3月全国公開

「よしもと新喜劇 映画『商店街戦争～SUCHICO～』」が3月4日（土）、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開される。

「商店街戦争」は昨年公開された「西遊喜」に続く新喜劇映画の第2弾。すっちー扮する芸人・すち子と武田幸三演じる熱血漢の刑事・春日がコンビを組み、商店街で起きた連続行方不明事件の真相に迫るさまを描く痛快作だ。

去る2月18日、大阪市・大正区民ホールにてプレミアム先行上映会が行われ、すっちーと武田が登壇。帯谷孝史、もじゃ吉田、瀧見信行といった吉本新喜劇メンバーも登場し、スペシャル新喜劇を展開したほか、主演の2人が新喜劇でおなじみのギャグ「乳首ドリル」を繰り出して会場を盛り上げた。上映後は谷口仁則監督を交えてのトークコーナー。撮影が大正区で行われたことから、監督が「エキストラで出演しているのはほとんど地元の方。この会場にも出演してくださった方がいるのかな」と述べると数名の手が挙がる。監督は「差し入れしてくださったり、本当に温かい商店街でした」と回想した。

その後の囲み取材では「今までの、新喜劇のほんわかとした部分をいい意味で裏切ることができたと思います。笑いあり、アクションあり、バイオレンスあり、『こんな新喜劇の映画もできるんだよ』というのが表現できたのではないかなと思います」とすっちー。武田は「皆さんが映画を観ている姿を見て、愛していただける映画になって本当によかったなと思います」とイベントの感想を語っている。