「レベルアップできた」シソンヌ本多劇場公演DVD、特典で「ばばあの罠」ステッカー

シソンヌのDVD「シソンヌライブ[cinq]」が4月5日に発売される。このたび商品の詳細と購入特典が明らかになった。

「シソンヌライブ『cinq』」は昨年7月に東京、金沢、大阪で開催されたシソンヌの単独ライブ。本作には彼らにとって初となる東京・本多劇場公演のパフォーマンスがパッケージされた。特典映像としてメイキング映像、副音声としてシソンヌの2人と作家がトークを繰り広げているオーディオコメンタリーも収められている。

先日都内スタジオで副音声収録が行われ、終了後、シソンヌに話を聞いた。本多劇場の広い舞台や装置を生かし、これまでとは違う大掛かりな演出に挑戦した「cinq」。開催前は「あのデカいステージで、2人でなんとかなるものなのかな」という不安もあったというじろうだが、「思っていたよりはクリアできてた。もっといろいろやれることがあるだろうなとも思ったので、次に生かせたら」と振り返った。また「（今までは）台本に集中していて、どう見せようっていうのはあまり考えてなかった。でも本多はそれだけでは通用しないので、（演劇の）舞台に関わる制作スタッフさんたちに意見をもらってレベルアップできた単独だったと思います。いろんな可能性を探れた」と手応えを明かす。

思い入れのあるネタはどれか尋ねると、「一番計算できなくて一番笑いになったのはダントツで『ばばあの罠』。あんなにウケると思って作ってない」とじろう。このコントにも本多劇場だからこそ実現できた、さまざまな仕掛けが施されている。長谷川は最も「やりながら作っていった感」があるネタとして「家具屋」を挙げた。「稽古のときのノリでできたボケ」というのが少なからず各コントに入っていて、「『家具屋』はその集大成」だという。コメンタリーではそういった裏話に加え、身長の話で盛り上がっている。2人とも高身長であることから「もっとコミカルさがほしい」（長谷川）、「ちっちゃかったら面白いおじさんになれたのに」（じろう）と、ないものねだりだ。

またシソンヌは、2月11日（土）より「シソンヌライブ『モノクロ』2017」で全国各地を回る。シンプルな構成、演出が通常の「シソンヌライブ」と異なる「モノクロ」について、じろうは「用意されないものを“ある”体でやる、“ない”ことで空間が成立する面白さっていう発見がある」と自身でも楽しんでいる様子。チケットの売れ行きは好調で、冠番組「ぶちぶちシソンヌ」（広島ホームテレビ）を放送している”第2の故郷”、広島も完売した。長谷川はこれに胸をなで下ろしつつ、「札幌、名古屋も単独ライブをやったことがないので不安でしたが、ババンと売れてくれたのでうれしかった。いつか『シソンヌライブ』でも行けるんじゃないか」と期待した。

タワーレコード、よしもとテレビ通りの対象店舗では、コント「ばばあの罠」のポストカードを直筆サイン入りも何枚か含めて用意。対象のオンラインショップは「ばばあの罠」「じじいの優しさ」どちらかのステッカーをプレゼントする。また「モノクロ」や4月に開催される「シソンヌライブ『six』」の会場で購入するとシソンヌとのスリーショット撮影会と握手会に参加できる特典も。詳しくはよしもとアール・アンド・シーのオフィシャルサイトで確認を。

DVD「シソンヌライブ[cinq]」収録内容

本編

やめられないお母さん
最新の勉強法
うちの息子、実は
ばばあの罠
てんぷら
家具屋
ヒーローインタビュー
止めてみたものの

特典映像

「シソンヌライブ[cinq]」メイキング

特典音声

「シソンヌライブ[cinq]」オーディオコメンタリー（副音声）