ゴリ監督、“自由フリムン党”党首として街頭演説

8月16日、新宿ステーションスクエアにてガレッジセール・ゴリ監督・主演映画「南の島のフリムン」の“勝手に応援演説会”が開催された。

「南の島のフリムン」は8月29日より全国公開されるゴリの長編監督デビュー作で、沖縄を舞台に“フリムン＝バカ”が恋の大騒動を巻き起こすラブコメディ。気温35度を超える炎天下の下開催された今回のイベントでは、映画の公開に先駆けてゴリ監督が“自由フリムン党”を結成。「日本国民を全員フリムンにして、世の中を明るくしていこう」と意気込みを語った。

「このたびは我がフリムン党のためにたくさんの方々にお集まりいただきまして、まことにありがとうございます！　この不況の世の中、みなさんの顔から笑顔がなくなっています。しかし、この『南の島のフリムン』を観れば、みなさんの顔に笑顔が戻ることを約束します！　さらに、映画の入場料は現在1800円ですが、これ以上入場料を上げないことを約束します！　みなさんの大事な生活の中の90分だけ、90分だけこの映画にください！」（ゴリの演説より抜粋）

この日、映画のヒットを祈願して応援に駆けつけたのは、ヒロイン役のAKINA、映画にも登場するゴリの相方・川田広樹、エド・はるみ、板尾創路、そして沖縄が誇るヒーロー・具志堅用高といった面々。新宿駅前の広場に集まった観衆は、それぞれの応援演説に熱心に耳を傾けた。

「南の島のフリムン」インフォメーション

＜あらすじ＞
沖縄、基地の街コザ──。栄昇（ゴリ）は小学生がまんま大人になったようなノーテンキ男。そんな栄昇に想いを寄せる、幼なじみの看護婦りみ（AKINA）を尻目に、栄昇はいきつけのバーのセクシー・ダンサーにメロメロ。だがそこに恋敵のアメリカ兵が現れ決闘するハメに。伝説の空手おばぁ、謎の占い師、妖怪キジムナーなど強烈な連中も入り乱れ、恋の大騒動が巻き起こる！

8月29日より角川シネマ新宿ほか全国公開
製作：吉本興業株式会社　配給：角川映画
(c) 2009「南の島のフリムン」製作委員会