JK狙い撃ち!? オードリーが映画「ヤッターマン」でトゥース！

8月13日、東京商工会議所ホールで劇場版アニメ「ヤッターマン」の完成披露試写会が開催され、オードリーが舞台挨拶を行った。

「ヤッターマン」は、「タイムボカン」シリーズの第2弾として1977年から2年間放送されたテレビアニメ。最高視聴率は28.4%を記録し、「おしおきだべぇ～」「ポチッとな」「ブタもおだてりゃ木に登る～」などなど、数多くの名フレーズで今も人々の記憶に残る国民的作品だ。8年間で7シリーズが製作され、2008年からは新作テレビシリーズの放送が開始され、今夏ついにアニメ映画化を果たした。

オードリーの2人は、本編でゲスト声優を務めている。「貧しい村人」という設定の本人たちをイメージしたキャラクターに加え、それぞれサウンドマシン（若林）、ダンシング・フラワーメカ（春日）を担当。それぞれが二役をこなすという難題の中、セリフの多い若林は安定したアフレコを見せ、春日は持ちネタでもあるセリフ「トゥース！」「ヘッ！」「カ～スガ～」など、相変わらずの自信過剰キャラで乗り切った。

映画公開に先立ち、若林は「宣伝担当大臣」に、春日は「女子高生担当大臣」に任命された。女子高生担当大臣とは、劇中、ヤッターマンのライバルキャラ・ドロンボー一味のボヤッキーが、念願かなって任命された担当大臣のこと。ボヤッキーの名セリフ「全国の女子高生のみなさーん！」にちなんで付けられた。本作公開を記念して春日がボヤッキーの次の担当大臣に就任することが決定。「次の女子高生担当大臣は春日しかいない。正しい選択です」と、いつもにも増して胸を張った。

劇場版アニメ「ヤッターマン」は8月22日より全国公開。原作ファンはもちろん、オードリーの活躍をアニメーションで見たい人も要チェックだ。

舞台挨拶

若林：僕は村人とダンシング・フラワーメカの二役を演じました。ただ僕が演じた村人はキャラが薄いなーと。どれが自分かわからないほどなので、金髪にでもしようかと思いました。
春日：村人と春日の面白ギャグが出るサウンドマシンの二役を演じました。村人はピンクのベストを着ていて春日にクリソツです。タツノコ（プロ）さんの腕を褒めたいです。
若林：ダンシング・フラワーメカは、メカっぽい声なんです。僕は小器用だからできました。

（現「女子高生担当大臣」ボヤッキーと女子高生が登場。春日に任命状と襷を渡し、女子高生担当大臣に任命）

春日：ありがトゥース！ 次の女子高生担当大臣は春日しかいない。正しい選択です。（女子高生に向かって、にこやかに）春日に会えてよかったね。
若林：これはどんな任務なの？ 女子高生をかわいがるの？
春日：そんな下ネタなんて！ 汚れた大人たちだ!!

（オードリー女子高生、ボヤッキーとフォトセッションを行った後、挨拶）

若林：メカのときの声の変わりっぷりに注目してください！
春日：春日が見どころです。笑い死にに注意だ！ （退場しながら）バーイ。

囲み取材

――今のお気持ちを。
若林：宣伝担当大臣に決まってびっくりしています。どういう会議を経て、僕になったんでしょうね。公開中は（宣伝担当大臣の襷を）着けて暮らそうと思います。まずは行きつけの幡ヶ谷のバーから草の根運動していきます。
春日：女子高生担当大臣は春日しかいません。今一番人気があるのは誰？ 春日です。東西見渡しても春日以外いません。街を歩いたときのワーキャーがすごいんです。見ていた人がいないから証明できないけど……。

――上半期の流行語1位が「トゥース！」です。
春日：1位になった要因は、圧倒的な存在感……春日の父性ですね。皆が喜ぶ顔を思い浮かべながら言っています。
若林：「トゥース！」って母校のアメフト部の掛け声なのですが、ふざけて見えるからって、母校のチームが使わなくなってしまって。だから「春日の流行語」なのはわからない！ 街で小さな子に「トゥース！」と言ってと言われて前は拒んでいたのですが、最近は全力でやってます。

――若林さんは金髪にするかも、とおっしゃっていましたが。
若林：演じた村人のなかであまりにも目立たなかったので……。金髪か、緑のカラーコンタクトかな。春日の親父から、アロハシャツに短パンにしろと言われているんですが、それじゃ勝俣さんと一緒になっちゃう。

――こんなに人気が出て、お二人が“ヤッターマン”ですね！ 流行語大賞も狙いますか？
春日：うまいこと言いますね、どこかで使うかも！ 流行語は狙うというより、取っちゃうのではないかと。
若林：取っちゃうと、次の年消えるといいますが……春日には消えてほしいですね。