完全に嫌な奴演じたアンジャッシュ児嶋、監督色に染められ「俺ドMなのかな」

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映画「少女」のスペシャルイベントが本日8月15日に東京・汐留で開催中の「超汐留パラダイス -2016 SUMMER-」内で行われ、キャストのアンジャッシュ児嶋、三島有紀子監督、主題歌を担当するGLIM SPANKYが登壇した。

左からGLIM SPANKY、アンジャッシュ児嶋、三島有紀子監督。

左からGLIM SPANKY、アンジャッシュ児嶋、三島有紀子監督。

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10月8日(土)に全国ロードショーされる映画「少女」は湊かなえのベストセラー小説を原作に、17歳の少女たちの心の闇を描いたミステリー。主人公となる女子高生を本田翼と山本美月が演じ、児嶋は2人が通う高校の国語教師役を務めている。

アンジャッシュ児嶋

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イベントではトークショーが実施され、児嶋が自身の役柄を紹介した。「完全に“嫌な奴”なんですけど、こんなにいい人間なのになんで俺に話が来たのかな?」と首をかしげる児嶋に対し、三島監督が「いや、わかりますよね? 私はイメージと違うキャスティングをすることが多いんですけど、児嶋さんはドンピシャの役。女子高生30人ぐらいいましたけど、みんな(児嶋のことが)嫌いでしたから(笑)」と話すと観客は爆笑する。

また芝居について「僕は勝手に役作りして監督が描いたものと違うと困るから、ざっくりと『こんな感じかな?』というのを現場に持って行って監督の話を聞いています」と語った児嶋を、監督は「彼は無の境地でした(笑)。『俺を好きにして』って感じで(現場に)来るんです。それって役者さんにはあまりできない、特異な素晴らしい才能なんです」と賞賛。さらに監督が「全部(私色に)染めてやるぞ!って、ドSとしてはたまらなかったです」と児嶋への演出を振り返ると、児嶋は「居心地はよかったから、俺ドMなのかな」と笑った。

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