村上ショージとハロバイ金成が新コンビ結成

8月9日23時～25時放送の「よしもとオンライン」にて、村上ショージとハローバイバイ金成のコンビ結成記者会見が生放送で行われた。今後2人で漫才などの活動を行い、若手ライブやM-1グランプリに出る予定だ。

この会見が放送されたのは毎日配信されている「よしもとオンライン」第2部。日曜日は毎週若手や企画物が放送されている。記者として現れたのは、あべこうじ、Bコース、ニブンノゴ！ と、金成と同期の97年組。珍質問珍回答を交えながらも、コンビ結成のいきさつや今後の展開などの質疑応答が行われた。

さらに、ショージゆかりの人々からの応援メッセージのあと、2人は初めての漫才を披露することに。この漫才は、箱に入った紙に書かれたキーワードをテーマにした即興漫才。計3つの漫才を披露したが、ショージの個性的なボケ、金成のスムーズな進行と優しさの混じった的確なツッコミは即興とは思えない素晴らしい出来を見せた。やらせではないかと疑う記者に対し、2人はさらに2つの漫才を披露。本人たちもかなり手ごたえを感じたようだ。

コンビ名は放送中に視聴者から送られてきた案を検討し、「成金ショージ」に決定した。芸歴32年にして村上ショージが開花する日が来るのか、年末までこの新コンビから目が離せなくなりそうだ。

会見抜粋（記者からの質疑応答）

記者「コンビ結成のいきさつは？」
村上「波が来てるなと。はんにゃとか、フルーツポンチとか、その波に乗ろうかと」
金成「ラブコールをいただきまして。相方には内緒でバレないように水面下で動いていきます」
記者「コンビ名は？」
村上「3～4つ案を出したのですが。猪鹿蝶とか飛車角金とか」
金成「それだとトリオっぽいので却下しました」
記者「なぜ金成を相方に選んだのか？」
村上「金成君を含め何人かでコントをやっているのですが、彼が一番僕を上手に活かしてくれる。僕は言うことを聞かないカブトムシのようなものなので。僕が悪いことをしようとしたときに止めてくれたり。一言わなくても百わかってくれる」
記者「M-1には出るのか？」
村上「R-1出ます。いや、M-1出ます」
記者「去年まで一緒に出ていたぜんじろうさんは？」
村上「最近電話がかかってこなくなりました」
記者（ナベナベスポーツ・Bコースナベ）「ボケとツッコミの役割分担は？」
村上「決めてません。僕は決めごとが苦手なので」
記者（巾着芸能・ニブンノゴ！大川）「ヤクルトレディに話しかけたことはありますか？」
村上「あります」
記者（月刊筋肉崩壊・ヘラクレス宮地（ニブンノゴ！））「金成さんはゴールドジムに行っているそうですが、ショージさんは体を鍛えてますか？」
村上「ゴルフをやってます。でも封印しました。多摩川に捨てました」
記者「不法投棄ですよ」
金成「冗談です」
記者「村上さん元気がないようですが」
村上「いつもはこの時間には寝てます。3時には起きます」
記者「3時というのはAMですか？ PMですか？」
村上「SMです」
金成「M-1は寝起き漫才です」

※記者はほかに、週刊キスマーク・ニブンノゴ！森本、週刊Bコースタケト、週刊濡れティッシュで脇の下をふく・Bコースハブ、その他若手芸人など。

視聴者からの質問

視聴者「2人のキャッチフレーズは？」
村上「フレーズはないですね」
金成「ゆっくり考えてください」
村上（小声で）「ゆっくり考えても出ない」
視聴者「お互いのイメージを漢字一字で表わすと？」
村上「“釘”。ドッと突き刺してくれるような」
金成「それなら金槌のほうじゃないでしょうか」
村上「じゃ、ペンチで」
金成「“鎚”でお願いします。僕は“老”です」
視聴者「休みの日は何をしていますか？」
村上「そういうことは会社からしゃべらないように止められているんですが、今日は耳鼻科に行って久々に味覚を取り戻したので、チャーハンを朝晩作りました。朝はしょうゆ味、夜はソース味です」
金成「しょうゆといえば？」
村上「……」
金成「ギャグは封印してますから。大丈夫ですね」

ゆかりの人々からのお祝いコメント

マネージャー「仕事の幅も広がると思う。期待してます」
弟子「おめでとうございます。応援してます」
構成作家「2人の活躍を楽しみにしてます」
セルジオ越後（レイザーラモンRG）「笑いのゴールを量産してもらって、決してオウンゴールを決めないように」
美龍（吉本芸人なじみの焼き肉屋）「笑いでお茶の間を沸かせてください」
セルジオ越後（レイザーラモンRG）「村上ショージさんと金成君は、一生一緒にいてくれや♪」

番組の最後に意気込みを村上から。

「ドゥーン！」