サンドが声優、被災地への思い込めた人形アニメ「ちえりとチェリー」東京で公開

サンドウィッチマンが声優を務めている人形アニメーション「ちえりとチェリー」が今夏、東京・ユーロスペースにて公開されることが決定した。

「ちえりとチェリー」は未来に向けて一歩踏み出そうとしている少女の心の成長を描いた冒険ファンタジー。制作が始動した時期に東日本大震災が発生したことから、「作品を通じて、子供たちに“いのちの大切さ”と“想像力の可能性”というメッセージを伝えたい」との思いが込められており、岩手、宮城、福島で上映されてきた。東北出身のサンドウィッチマンが参加しているほか、主人公のちえり役を高森奈津美が、ちえりの成長を見守るぬいぐるみ・チェリー役を星野源が演じている。

監督は、ロシアの国民的人気アニメ「チェブラーシカ」の劇場版を27年ぶりに日本で復活させ、生誕50周年の節目に新作短編「チェブラーシカ 動物園へ行く」を手掛けた中村誠。「ちえりとチェリー」および「チェブラーシカ 動物園へ行く」は東京を皮切りに、大阪、名古屋でも公開予定だ。