庄司がミキティーファンとの思い出を回想「ネット見て目頭が熱くなった」

昨日2月21日、映画「ヘイトフル・エイト」の公開直前トークイベントが都内で開かれ、品川庄司と矢口真里が登壇した。

「ヘイトフル・エイト」はクエンティン・タランティーノが監督・脚本を務める密室ミステリー。吹雪の山で足止めを食らった男女8人が、ロッジの中で起きた殺人事件をきっかけに疑心暗鬼に陥っていくさまが描かれる。イベントでは、「憎むべき」「忌まわしい」といった意味合いの“ヘイトフル”にちなんでキャスティングされた品川庄司と矢口が賑やかにトークを繰り広げた。

タランティーノ監督のDVDをすべて持っているという品川は、作品について「キャストも常連が揃っていて、タランティーノの必殺技が全部詰まってる！」とコメント。続く庄司は「この撮影はスタジオでも行われたけど、極寒の気温が再現されていたので映画に映ってる白い息は本物なんです！」と裏話を明かすが、品川からは「それ5分前にスタッフさんに説明されてたことじゃん！ 何を、さも自分が調べたかのように言ってんだよ！」とツッコまれる。

トーク中には庄司が司会から「藤本美貴さんと結婚したという意味では、庄司さんも多くの男性ファンにとってヘイトフルな存在なのでは？」と話を振られる場面も。しかし庄司は「ミキティーの10周年記念ライブを観に行った帰りのライブ会場でファンが庄司コールをしてくれて『ミキティー！』と叫んだら盛り上がってくれたんです」と心温まるエピソードを語る。さらに「その日、2ちゃんねるをチェックしてみたら『もう許してやろう。同じ女性を愛した男だろ』って書き込まれていて。目頭が熱くなりましたね」と当時を振り返った。

最後は3人が改めて「ヘイトフル・エイト」をPR。庄司が「タランティーノ自身が最高傑作と言ってるんですから、僕にとっても最高傑作でしたよ！」、品川が「タランティーノ映画は何度観ても面白いので、まずは劇場で観て、そのあとDVDで何回も観てほしいです！」とそれぞれ述べ、イベントを締めくくった。

映画「ヘイトフル・エイト」は2月27日（土）に全国ロードショー。