爆笑問題も父への思い語る、ロッチ中岡や小島よしおと彼らの父を比べる番組

爆笑問題がMCを務める番組「父と比べる～子供の知らない父の人生、父の知らない子供の人生～」（テレビ朝日系）が明後日1月16日（土）に放送され、ロッチ中岡と小島よしおも出演する。

この番組は、中岡と小島、東国原英夫の3名と各々の父親の人生を年代ごとに比べながら、その意外な共通点や人柄のルーツに迫る1時間半。中岡の父親は真面目な技術者で、中岡とは性格も目指す道も違うが、2人とも将来を左右する運命の人と学生時代に出会っている。さらに父親の生き方には、中岡がイジられキャラとして売れ続ける理由が隠されていた。果たしてその共通点とは。

小島とその父親はともに早稲田大学出身。やがて2人が経験する“どん底期”を比べると、小島が一発屋と言われながらも芸能界から消えない理由が父にあったとわかる。芸人たちの運命が父親の生き方を通して浮き彫りとなる番組に、爆笑問題のコメントとあわせて注目しよう。

爆笑問題のコメント

太田光

──収録を終えての感想をお願いします。

「自分はどうなんだろう？」と知りたくなりました。親父やおふくろのことを、自分は全然知らないんですよ。今は亡き親父が生きている間に聞いとけばよかったなってことが、僕にもたくさんある。そういう話が父と子、あるいは母と子で交わされるきっかけになる番組だと思うので、ぜひ家族で観てほしいです。

――ご自身とお父様の共通点は？

親父とは生前、ほとんど話らしい話をしたことがなかったんですけど、共通点はいっぱいあると思います。たとえば、僕は子供の頃はおとなしかったんですよ。一方で、親父は落語家を目指してた時期もあったせいか、集まりとかで必ず中心にいて、みんなをワーッと笑わせる人だった。そういう親父の姿を隅っこから見るたびに、ああいうふうになりたいな、と感じてたんです。自分がお笑いをやるようになった根底には、そういう父親への憧れがあったんだと思いますね。芸人になったときも食えなかったときも、親父とはほとんど話さなかったけど、反対もせず見守ってくれた。心の中では喜んでくれてた気がします。

田中裕二

──収録を終えての感想をお願いします。

番組で紹介された父と子の姿を自分にも当てはめて、自分の父親のことを考えたし、面白い試みだと思いました。誰の人生にも予想だにしないことが起こって面白い！ 何の特徴もない普通の人生なんてない、ってあらためて思いました。ぜひ皆さんにも、この番組を観ながら自分の父親や母親と話をしてほしいです。もしかしたら「げっ！」と思うような衝撃の事実も発覚するかもしれないけど（笑）。

――ご自身とお父様の共通点は？

僕は昔から大きい生物への憧れが強くて、今でもYouTubeとかで大蛇や巨大生物を探して見てるんですよ。で、うちの親父もよく「いやもう、そこで5、6メートルの巨大なオオトカゲに会っちゃって！」とか、嘘か本当かわからないような思い出話をしちゃったりするわけ（笑）。なんか知らないけど、僕も親父も背がちっちゃい！　だから、大きい動物への憧れがDNAの中に脈々と受け継がれてる気がするんですよ。