立川吉笑の著書「現在落語論」(毎日新聞出版)の発売を記念したイベント「現在落語論特講」が、1月6日(水)から全3回にわたって東京・本屋 B&Bにて開催される。
立川談志著「現代落語論」の発売から50年、談志の孫弟子にあたる吉笑が現在を生きる落語家としてまとめ上げた「現在落語論」。このイベントでは落語という表現について考察する「現在落語論」をベースに、吉笑が各回ごとに異なるゲスト講師を招いてトークを展開する。
またすべて回で吉笑による落語が一席披露される予定だ。予約申し込みはB&Bのオフィシャルサイトにて。
「現代落語論」刊行記念連続講座
会場:東京・本屋 B&B
現在落語論特講 第1回「『落語』という表現手法について」
日時:2016年1月6日(水)20:00~22:00
講師:和田尚久 / 立川吉笑
現在落語論特講 第2回「落語家はどう動くべきなのか(仮)」
日時:2016年2月11日(木・祝)15:00~17:00
講師:広瀬和生 / 立川吉笑
現在落語論特講 第3回「大衆文化(ポップカルチャー)としての落語(仮)」
2016年3月開催、日時未定
講師:
立川吉笑「現在落語論」収録内容
●第一章 落語とはどういうものか
何にもないから何でもある
落語の二面性──伝統性と大衆性
古典落語と新作落語
マクラは何のためにあるのか
●第二章 落語は何ができるのか
省略の美学
使い勝手のよさ
古典落語を検討する
●第三章 落語と向き合う
志の輔の新作落語
談笑の改作落語
擬古典という手法
ギミックについて
●第四章 落語家の現在
吉笑前夜
「面白いこと」への道
落語界の抱える二つのリスク
落語の未来のために
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リンク
- 立川吉笑×和田尚久「現在落語論特講 第一回~『落語』という表現手法について~」『現在落語論』刊行記念 | 本屋 B&B
- 立川吉笑×広瀬和生「現在落語論特講 第二回~落語家はどう動くべきなのか~」『現在落語論』刊行記念 | 本屋 B&B
- 現在落語論 | 毎日新聞出版
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“このイベントでは落語という表現について考察する「現在落語論」をベースに、吉笑が各回ごとに異なるゲスト講師を招いてトークを展開”/立川吉笑「現在落語論」全3回の特別講座にサンキュータツオらゲスト講師 - お笑いナタリー https://t.co/E7uqbkAlbm