「相方もよろしく」今年最も輝いた男に選ばれたピース又吉が綾部を売り込み

本日11月19日、今年最も輝いた男性たちに贈られる「GQ Men of the Year 2015」の授賞式が都内で行われ、ピース又吉らが出席した。

雑誌「GQ」（コンデナスト・ジャパン）が主催する「GQ Men of the Year」は、アメリカで1994年にスタートして以来、世界14カ国で行われているアワード。日本で10回目の開催を迎えた今年は、お笑いや文学など多方面での活躍が評価されたピース又吉のほか、鈴木亮平、葉加瀬太郎、松岡修造、吉田鋼太郎、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が選出された。なお特別賞の「Discovery of the Year」はBABYMETALに与えられている。

又吉は、トロフィーを受け取ると「こういう場に呼んでいただけるのは本当にうれしいです。こんな賞をいただくのは恐らく又吉家では初めてですし、なんなら又吉家でタキシードを着るのも僕が初めてかもしれないです」と挨拶。司会からこの受賞を誰に伝えたいか尋ねられると「相方と家族ですね」と答え、「相方が一番こういう賞を欲しがってるので、いつか機会があったら相方にもよろしくお願いします」と綾部を売り込んだ。

また、この1年における自身の状況の変化について又吉は「予想してなかったくらい注目してもらったので、来年死ぬんちゃうかという怖さがあります（笑）。これからどうなんねやろという気持ちです」と戸惑いも伺わせるコメント。一方で、来年に向けては「何かを作るのが好きなんで、小説の2作目とか面白いお笑いライブとか、そういったものを作っていきたい」と意気込みを語った。

そのほか、1人ずつ“自分にとってのあるべき男像”を聞かれる場面で又吉は「瓶の蓋を開けられる男」と回答。その理由を「最近は腕力じゃなくて知恵を使ったやり方があるのではないかと思って、そういう方法で開けられるのが真の男なのかなと……」と説明すると、突然隣の鈴木から「スプーンで、てこの原理使うと簡単に開けられますよ」との豆知識が。これに対し又吉は「そうなんですか。（鈴木こそが）男の中の男ですね」と感心する様子を見せ、会場の笑いを誘っていた。

なお来週11月24日発売の「GQ JAPAN」1月号は、又吉が鈴木や葉加瀬らとともに表紙を飾っているほか、受賞者たちのインタビューが掲載される。