本日4月19日、お笑いイベント「下北沢大興行」の一環としてライブ「芸人遺産」が行われ、
「芸人遺産」は、芸人たちがさまざまな事情により披露できなくなった思い出のネタを再演し、そのネタにまつわるエピソードを語るイベント。4回目の開催となったこのライブで、4組は自らの「人生グラフ」とともに芸歴を振り返り、結果的に4組ともに思い出のネタが「芸人遺産」に登録された。
ナイツは、塙が「最近ネタの作り方がわかんなくなっちゃった。芸歴の中で今がどん底」とうそぶくと、昨年2014年に作ったという異色のネタを披露。土屋が演じるキャビンアテンダントのアナウンスに、塙がハイテンションで間違ったツッコミを入れ続けるという、普段の漫才とはコンビで逆転した役回りとなり、レアな掛け合いが客席に混沌とした笑いを渦巻かせた。
続くハライチは、代表的な「ノリボケ漫才」のプロトタイプと2人が説明する、後半にのみノリボケをたたみ掛ける漫才で客席を楽しませたが、これに塙が「ライブの趣旨と違うじゃないか!」と抗議して会場の笑いを誘う。サンドウィッチマンが披露したのは、外国人がテレビショッピングの通信販売に登場するコント。スケスケの肌着に身を包んだ2人は過激なセリフを次々とまくしたて、サンドウィッチマン富澤は「テレビ的じゃない」と自己分析した。
海外公演の経験が豊富な電撃ネットワークは、ほぼ英語のみのトークで客席を巻き込みながら、数々の芸を披露。途中で角田もネタに加わると、南部虎弾に自らの頭部を叩かれて楽器のように口から音を鳴らすことに成功した。なお、この「芸人遺産」は「下北沢大興行」の北沢タウンホール会場で千秋楽を飾る公演。エンディングで塙が自らステージ中央に躍り出て、「本当にありがとうございました!」と出演者を代表して挨拶し、ハライチ澤部に「一番まとめる資格がない!」とツッコまれていた。
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