最悪な人間なんです！屑山下衆太郎役の日村、映画初出演の後輩を放置

本日4月11日、バナナマン日村主演映画「新選組オブ・ザ・デッド」の初日舞台挨拶が東京・新宿バルト9にて行われた。

舞台挨拶には主要キャストのチャド・マレーン、山本千尋、水樹たま、渡辺一志監督らが参加。劇中同様“サムライゾンビ”に扮した日村は駕籠に乗って登場、忍者に噛みつく派手なパフォーマンスで観客の心を掴んだ。

出演者がオファーを受けた際の心境などを明かしていく中、チャドは「オーストラリア俳優と言ったら僕かヒュー・ジャックマン。何か裏があるな、と思っていたら海外の映画祭用に英語の字幕を頼まれて、戸田奈津子みたいな、“チャド奈津子”みたいな役もやらせていただいた」と、冗談を交えてコメント。撮影中に思いついたという言葉を英語で発し、「くるぶし取れたら歩けない」と意味を明かすと日村は「なんだそれ！ 最高だな、チャド」と爆笑する。

監督が屑山下衆太郎役にふさわしい日村の“下衆”な一面を明かす一幕もあった。本作で映画初出演を果たしたスカイラブハリケーン桜井の撮影に付き添ってやったものの、本番中はメイクルームで寝ていた日村について「素の面白い日村さんを見られた」と監督。当の日村は「（撮影場所の）日光江戸村っていうのが天気がよくて寝るのにぴったり。本当のこと言うと全然眠くなかったんですけど、まあ……そんな奴なんです、最悪な人間なんです！ プライベートでも下衆なことやらないと成り立たないですから（笑）」と笑った。

また日村は「（役名を聞いて）そのときは笑いましたが、正直言うとこの先何10年か後に、どこかのバラエティでこの映画の映像が使われたらウケるなって（笑）。宝物もらった感じ」と、本作との出会いを感謝。ゾンビふうのポーズを決めてフォトセッションに応じ、舞台挨拶を終えた。