「華丸大吉の2020」は通常のトーク番組の体裁を取りながらも、スタジオ収録が行われる時代は5年後の2020年に設定されている。華大は「2020年には国民的スターになっている可能性のある才能ある卵たち」をゲストに迎え、「2020年までにどのように売れていったか」などを妄想を交えて語り合う。華大にとっては、昨年「日清食品 THE MANZAI 2014」で優勝したご褒美として手にした冠番組でもある。
初回収録後の記者取材会で、華丸は「『THE MANZAI』のご褒美番組としては『ミタパンブー』より手応えがあった(笑)」と後輩のパンクブーブーを引き合いに出して笑いを誘う。大吉は、「若手の皆さんの大会(=「THE MANZAI」)で優勝してこの番組をいただけたので、若い方と一緒にやりたかった。(三四郎のゲスト出演などで)願いを叶えていただけた。同じ吉本の後輩を呼びたいが、せっかくの機会なので他事務所の若手も呼びたい」と若手へ配慮を見せ、華丸も「認定漫才師に来てほしい」と心境を明かした。その一方で大吉は「若手に厳しいイメージもそろそろ植えつけていかないと(笑)。ものすごくいい奴だと思われているので。核心は突かずにチクチクといきたい(笑)」とたくらみを覗かせる。
「THE MANZAI」優勝後の変化について尋ねると、大吉は「変わってない変わってないと僕らは言ってたけど、実際すごく仕事は増えている」、華丸は「フジテレビ系列のテレビ西日本からスタートしたので、フジテレビで名前を付いた番組をやらせていただけるのは感慨もひとしおです」とコメント。2020年を舞台とした番組の設定については、大吉が「うまいフォーマット。(若手がウケなくても)2015年にはウケてたんですけどねー、とフォローもできる」、華丸が「乗り合い合戦になると思う」と語っている。最後に視聴者へのメッセージを求められ、大吉は「やってることが斬新すぎて、付いてこられないかもしれない(笑)。この番組を観て、5年後のテレビに期待してほしい」、華丸は「番組を2020年まで続けて追いつきたい」と話した。
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大吉「若手に厳しいイメージもそろそろ植えつけていかないと(笑)。ものすごくいい奴だと思われているので。核心は突かずにチクチクといきたい(笑)」/華丸大吉、時代設定2020年のトーク新番組に「若手呼びたい」初回は三四郎 -お笑いナタリー http://t.co/T99y7BsJYm