昨日1月18日、「第36回 ABCお笑いグランプリ」決勝戦がABCテレビで生放送され、
決勝で熱戦を繰り広げたのは、準決勝通過順に学天即、チョコレートプラネット、中山女子短期大学、GAG少年楽団、ニューヨーク、シンクロック、うしろシティ、たかまつなな、ガリバートンネル、吉田たちの10組。予選4位通過のGAG少年楽団は、自分の彼女(宮戸)と見知らぬ男(坂本)との浮気現場に遭遇した男(福井)という設定のコントを披露。予想を裏切るどんでん返しのラストシーンで沸かせたネタは500点満点中、480点という高得点をたたき出す。予選1位通過の同期芸人・学天即に7点の差をつけてトリオ初となるグランプリを受賞した。
大会終了直後の会見で感想を聞かれた坂本は開口一番、「言わんよ!」と得意のギャグで笑いを誘い、「これを10年間やり続けているんですが、まだやめないでおこうと思いました」とコメント。福井は「負けたときのコメントばっかり考えていたので、勝ったときのコメントを考えていませんでした。なんせうれしいです。10年間やってきた甲斐があった」と喜びをかみしめている。宮戸は「この大会は、コントでも漫才の人と同等に戦える数少ない賞の1つだったので、結成当初からずっと狙っていました。ラストイヤーに獲れて本当にうれしいです」と語った。
3人は昨年4月に拠点を大阪から東京に移し、立ち位置も変更。台本作りを担当する福井は「東京に出てすごく暇になり、ネタ作りやネタ合わせの時間が倍以上になったので、そこがいいふうに出たと思います」と分析した。さらに近年は演出家についてもらっていたというGAG少年楽団。特に今回のコントでも披露した宮戸の女装に関して、「演出家が女性なので、坂本くんが僕の服をめくるときの立ち方、足の角度、手の向きとかを教えていただいてます。細かい演技指導をしていただけるようになったのは有難いこと」と明かしている。
賞金300万円の使い道について、坂本は「東京に所属を変えてから(同居する)妹にムチャクチャお世話になってて。ご飯も風呂も沸かしてくれて、ほんまに妹にはありがとう的なことをやらないとダメやと思います」と家族へ感謝の気持ちを述べた。かつて恋人にプロポーズを断られた福井は「この100万円を担保に、もう1度彼女にプロポーズしようと思ってます。今度は絶対いけると思います」と決意表明を。宮戸は「母を1人残して実家を出ました。優勝した瞬間に母親が涙してくれましたので、とりあえず温泉に連れていってあげたいと思います」と公約通りの使い道を披露した。
関連記事
GAGのほかの記事
リンク
- 第36回ABCお笑いグランプリ|朝日放送
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ケータイよしもと @keitaiyoshimoto
福井さん、宮戸さん、坂本さん本当におめでとうございます!来週収録で感想聞かせてください!!
「ラストイヤー獲れてうれしい!」GAGがABCお笑いGP優勝コメント - お笑いナタリー http://t.co/KIbfbsVpyZ #GAG少年楽団