山里と村本がよしもと養成学校で特別授業、未来の後輩へアドバイス

本日11月29日、よしもとが主催する養成学校（NSC・YCC・YOEC）の合同学院説明会にて、南海キャンディーズ山里とウーマンラッシュアワー村本が特別授業を開講した。

特別授業の第1部は「山里亮太が語るクリエイティブの現場」と銘打ち、山里1人が現役YCC（よしもとクリエイティブカレッジ）生の質問に答える形でトークを進めていく。山里は「嫉妬がエネルギー」「嫌なことを考える時間があったらネタを考える」といった芸人としての心構えを明かしたほか、スタッフに対する「舌打ちをしないでほしい」「笑ってくれる人がいい」といったリクエストを公開。具体例として、作家としても活動するどきどきキャンプ佐藤について「サトミツくんは、とにかく人の話をまとめるのがうまい！」とその仕事ぶりを絶賛する場面もあり、受講生を感心させた。

第2部ではNSC（吉本芸能総合学院）で同期だった山里と村本が、NSC入学希望者に向けて「自分が売れたなと思った瞬間」「芸人をやめようと思ったとき」などをテーマに話を弾ませる。受講生からネタ作りの秘訣を尋ねられた際には、村本が「ネタは自分から出てくるものがめちゃくちゃ強い。チュートリアル徳井さんの妄想やブラックマヨネーズ吉田さんの気にしすぎるところなど。自分がまず何者かを知らないとネタはできない」と持論を述べると、山里は「理想はそこだけど、俺はそうじゃないバージョン。うちの漫才のネタは“公式”を勉強してできた」と、正解が1つではないことを示した。

特別授業が終盤を迎え、山里が村本の熱弁ぶりに感心してみせると、村本は「僕は熱いですよ。だから売れるんですよ！ これからも一生懸命やりますよ！」と笑いを交えながらも強烈な自負心を覗かせる。山里は「みんな一生懸命やってます。天才以外、努力に勝る方法はない」と言い放ち、受講生に「ひょっとしたら後輩になるかも知れないみなさん、お待ちしております」と語りかけた。

なおNSC・YCC・YOEC合同学院説明会は、来年2015年2月にかけて全国にて随時開催される予定。