坊主頭のおっさん役演じた森三中大島、荒川良々と連れション

森三中・大島主演映画「福福荘の福ちゃん」の初日舞台挨拶が11月8日、東京・新宿ピカデリーにて行われた。

まず大島は、歓声に応えながら「ありがとうございます！ちょうど1年前くらいに撮影をしていた作品でした。こうやって公開初日を迎えられて本当にうれしいです」とあいさつ。藤田容介監督も「撮影時は季節外れの台風が来ていたりと本当に大変な現場でした。それを考えると、こうやって初日を迎えられて奇跡のようです」と喜びを噛みしめた。

また初主演映画でおっさん役を演じた大島について、藤田監督は「完璧に役になりきってくれた」と太鼓判。共演シーンの多い荒川良々は「もともと親近感のある方だったけど、2人して坊主だったからより距離が近くなった気がしました。つい、連れションまで誘っちゃった（笑）」と話して笑わせる。

これを受けて「現場でもそっくりだったし、海外上映が決まってる作品なんですが、外国人は見分けがつかないんじゃないかなと本気で心配してます」と返し、荒川との息のあった掛け合いで会場を喜ばせた大島。最後に「笑えて、心温まる素晴らしい作品。きっと映画を観たあとは寒さが和らぐ、ほっとする作品になっていますので、ぜひ、よろしくお願いします」とコメントして舞台挨拶を締めくくった。