今月10月28日に
同書は、善しと祖母の実話小説。しわくちゃの手で善しを育て、どんなわがままも受け入れてくれた、大好きな“おばあ”との2人暮らしについて善しが綴っている。善しは「人の一生、『ハイハイからバイバイまで』のヘンテコさと、ちょとした素晴らしさを楽しんでいただけるとうれしいです。そして、おばあちゃんのかわいいところが見つかって、おばあちゃんに会いたくなってほしいなと思います」とメッセージ。笑えて、泣けて、胸がキュンとする物語となっているので、ぜひ手に取ってみよう。
「ハイハイからバイバイまで ~田島のおばあちゃんとぼくのヘンテコな二人暮らし~」抜粋
そうして、おばあちゃんが旅立ったのは次の日の朝…
ではなく、それから一年半も生きたのだ。
ぼくは、お通夜で遺影に手を合わせながら、
「『山』、めちゃめちゃ長かったね。まるで山脈やん!」
と心の中で、ツッコミを入れていた。
やっぱり田島のおばあちゃんは、一味ちがうのだ。
山田善し(COWCOW)コメント
僕はおばあちゃんが大好きです。 小さなときからずっと大好きです。おばあちゃんは僕にとって人生の教科書であり尊敬していました。しかし、人におばあちゃんのことを話すとちょっと変なことがわかり、ごく普通だと思っていたことにすごく感動してくれました。みなさんも味わったことのあるそんな“おばあ”とのエピソードを書かせていただきました。人の一生、「ハイハイからバイバイまで」のヘンテコさと、ちょっとした素晴らしさを楽しんでいただけるとうれしいです。そして、おばあちゃんのかわいいところが見つかって、おばあちゃんに会いたくなってほしいなと思います。
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