トッパレ＆トッパレAにペイジ世代の差が発覚

昨日9月11日、東京・しもきた空間リバティにて、「ライブ・TALK LIVE vol.2『トッパレ楽屋トーク』」が開催された。

これはK-PROのレギュラーライブメンバーが集まり、そのライブの裏側や楽屋話などを明かすトークライブシリーズ。今回はメインバトルライブ「トッパレ」「トッパレA」から、MCのスパローズをはじめ、トップリード、風藤松原、エルシャラカーニ、エレファントジョン、ランチランチ、ジグザグジギー、三四郎、ザンゼンジ、シソンヌがずらりと勢揃いした。

「THE MANZAI」認定漫才師、「キングオブコント」決勝進出者発表後とあって、オープニングに登場したスパローズは、「誰が立ち直って誰が立ち直ってないのか、（エルシャラカーニ）セイワさんに聞いてみましょう」と出演者を呼び込み。スパローズ森田はさっそく認定漫才師発表後にセイワと交わしたLINEのやりとりを明かし、「死なないでください」「多分死にます」という内容に全員爆笑してしまった。

また、散々コント愛を叫んできたトップリードが認定漫才師になったことに、セイワは「お前ら俺の顔見れんの？」と威嚇しこちらも爆笑に。エレファントジョン加藤は発表会見の際、トップリードに「（セイワとの）間に入るから、まず謝ろう」と話しかけたと告白。磁石からも「セイワさんどんな気持ちだと思ってんだ！」と言われたそうで、現場では常にセイワの名前ばかりが出ていたということが明らかになった。

最初のコーナーは、出演者たちによる「トッパレあるある」で、最初のあるあるは「出演してないのにペイジの名前がよく出る」。これには「トッパレ」メンバーが爆笑で、「トッパレA」メンバーがポカンとしていたことから、それぞれのメンバーがペイジ前、ペイジ後に分類できることが判明した。“ペイジを知らない世代”のトッパレAにペイジ世代のトッパレメンバーが、ペイジこと飛石連休・藤井の説明をすると、トッパレAのシソンヌは「吉本でいうと押見さん」と理解。その後のトークでもトッパレAメンバーはたびたび「ペイジ世代じゃないからね」と言われてしまい、シソンヌ長谷川は「ペイジって概念なんですか？」と首をかしげていた。

続いて「5GAP久保田さんのウケがすごすぎる」「1位のドラムロール、吉本さんがいると安心する」はともにザンゼンジの意見で、吉本芸人たちによるエンディングのドラムロールボケ手腕に関して、その場にいる全員が絶賛。“ペイジ世代=ドラムロールやらない世代”という結論が見えるも、ザンゼンジ三福が「一生懸命考えて、次は何かやります！」と意気込みを見せると、森田も「吉本とほかの事務所の芸人がドラムロールボケでかぶる姿を見たい」とニヤニヤして煽った。

「トッパレ楽屋再現＆裏話」のコーナーでは、ランチランチ海野が、エレファントジョン・ガッテン森枝がすぐ誰にでも海野のことを紹介したがることに困惑。逆に風藤松原・松原は、1人でケータイをいじっているときに森枝が話しかけてくることに感動し、「森枝さんのお子さんは幸せ」と褒めちぎっていた。

また「浜口浜村はほぼ階段にいる」という話から、ジグザグジギー宮澤が「階段は“楽屋入れない芸人”たちの疎開先」と説明。その理由の1つとして「森田のイジりが怖い」という話が出ると、トッパレAメンバーが森田被害を次々訴えるも、ペイジ世代のトッパレメンバーは「よくあること」と落ち着いていた。

楽屋の隠し撮り映像には、その森田の証拠映像となる後輩イジりの姿がしっかり記録。そのほか、ダブルブッキングが2人でケータリングの金額を計算している姿、巨匠・本田が長時間パンツ一丁でいる姿など、知られざる楽屋映像に観客も大盛り上がりだった。なおトッパレAの楽屋映像は「楽屋トークの内容がゲスすぎて使えない」とのこと。

最後は「トッパレライブとはどんなライブ？」という質問に、「人の優しさが感じられる」（トップリード新妻）、「スパローズが主導のライブだと思っていた」（長谷川）、「2億（のボケ）をつぶされた」（ジグザグジギー池田）、「一生1位になれないライブ」（三四郎・相田）などの回答が。常にライブでトップバッターのランチランチ・ラリゴは「トップバッターランチランチ・がんぱれの略」と前向き発言。締めはこの日も散々スパローズからイジられたエルシャラカーニ・しろうで、「唯一のレギュラー番組です」と答えるも、スパローズでも手が付けられない空気になってしまい、しろうは必死でスパローズにこの言葉の意味を説明していた。

次回「トッパレA」は9月24日（水）、「トッパレ」は9月30日（火）、いずれも同劇場にて開催。賞レースの最先端をいく芸人たちの熾烈なネタバトルと、爆笑必至のコーナーをぜひチェックしてみよう。詳しくはK-PROオフィシャルサイトにて。