「チャーリー師匠はレア」すっち―京都初座長

現在、京都・よしもと祇園花月にて京都初座長公演を行っている吉本新喜劇座長のすっちーが、昨日7月17日、記念の祇園練り歩きを座員とともに行った。

すっちーは今年2014年5月、座長に就任。先月6月には大阪・なんばグランド花月にてお披露目公演を上演した。昨日は吉田裕、安井まさじ、佐藤太一郎が同行。すっちーら一行は、祇園祭で賑わう祇園商店街や劇場前で多くの人たちと挨拶を交わした。

すっちーは「もしかしたらあんまり対応してくれないかと思っていたんですが、行ったらすごく温かくて。『がんばってよ』『新喜劇見てるよ』と言っていただき、京都の方たちの温かい心を感じた」と感動。しかし、すち子の女装をしていたため、「外国人の方が、『これは何だ？』という目だった」とも。「ジャパニーズコメディだと思っていただけたらありがたい」とアピールした。

京都公演については、「チャーリー師匠が怒るくらいノってしまった。ふんだんに遊んでしまって」と、すっちー自身は調子がいい様子。「チャーリー師匠が見られるのは祇園花月ぐらい。レアです。とにかく無茶苦茶で、ベテランさん特有の『台本通りせえ！』というちょっとボケみたいな、お客さんをくすぐるセリフを言わはるんですが、一番台本通りにしていないのがチャーリー師匠。ほんと『むちゃくちゃじゃあーりませんか』」と周囲を笑わせた。

すっちーのこだわりである“新しいことへのチャンレンジ”については、同劇場でも変わらず、「今週も安井くんを追い込んだり、若手をどんどん追い込んでいって新しいものができる場所にしようかなと思ってます。いろんなことにチャレンジして、『あれが生まれたのは実は祇園ですよ』と言ってもらえるように」と意気込み。「そのうち、チャーリー師匠を棒でしばきまくるという、そんなギャグも」と果敢な姿勢を見せた。

公演中はさまざまなキャンペーンも行っているので、ぜひこの機会に足を運んでみよう。詳細は劇場オフィシャルサイトにて確認を。