「プラスになる」しずる村上、短編青春小説発売でサイン会

しずる村上が、自著「短編小説集 青春箱」（双葉社）の発売を記念したサイン会を本日4月6日に東京・パルコブックセンター渋谷店にて開催した。

雑誌「EX大衆」で約1年半連載されていた短編小説「しずる村上純の青春の裏ページ」をまとめた同書。サイン会を前に村上は「ファンの方々はもちろん、まったく僕のことを知らない人に読んでほしい。普段お笑いを見ない人に知ってもらうチャンス」と期待した。

書き下ろしを加えた全18編のほか、村上が「影響を受けた憧れの先輩」だというピース又吉との対談による全作品解説も収録。小説を執筆することは「ネタ作りと根本は変わらない」と述べ、「幅になる。この小説を書いてからのほうがしずるのコントを書くときにプラスになる」と前向きに語った。

さらに「欲張りなのでなんでもしていこうと。1つでも多くの違ったことをしたい」と今後の活動にも意欲的で、「いわゆる“お笑い芸人気質”みたいな部分は（相方の）池田が担ってくれてる」とコンビのバランスもとれている様子。一方で「（池田に）『よく恥ずかしくないな』と言われたので、僕が死んだ後とかに読んでもらったほうがいいんじゃないかと（笑）」と作品を渡せていないことを明かした。