ココリコ田中、渡辺直美「慰謝料弁護士」クランクアップ

毎週木曜放送のプラチナイト木曜ドラマ「慰謝料弁護士～あなたの涙、お金に変えましょう～」（読売テレビ）がクランクアップ。主演のココリコ田中と共演者の渡辺直美が感想を語った。

同ドラマでは田中演じる袴田弁護士が、夫婦の愛が破綻し傷付いた依頼人の再出発を応援するため、相手から最大限の慰謝料を勝ち取ろうと奔走。渡辺は袴田の弁護士事務所で働くフリーの調査員役を演じている。

最後に撮影したのは主要キャストである田中、渡辺、矢田亜希子が登場する裁判所の廊下のシーン。すべての撮影が終わると、田中たちは花束を渡してくれた監督と熱い抱擁を交わして別れを惜しんだ。1人1人と挨拶を交わした田中は「皆さん、大変なことがいっぱいあったと思うんですけど、すごく楽しかったです。たくさん迷惑をかけてしまいましたが、その都度、スタッフの方や演者さんが優しくしてくれて、それで何とかここまで来られました。いろんなことがあって、1つ1つが楽しい思い出です。またご一緒させて下さい」と感謝。渡辺は「すごく楽しい現場でした。いっぱいミスして、最後もちょっとやっちゃったんですけど（笑）、皆さん本当に優しくしてくれて、ありがとうございました。また次があったらよろしくお願いします」と頭を下げた。

弁護士役初挑戦だった田中は「難しい言葉がいっぱい出てくることは想像していたんですけど、実際面と向かうとセリフに難しい言葉がいっぱいあって、たくさんNGも出してしまいました。空いている時間に絶えずセリフを繰り返して覚えていました」と苦労話も。また、普段は温厚だが仕事のときは依頼人の再出発を第一に考える切れ者になる袴田を演じるのは難しかったようで、「僕とは全然違う人物像のイメージ。袴田先生はできる感じで、そこは自分とは違うので……。依頼人が来るまでの袴田はすごくボーッとしているんです。依頼人が来てからドラマが始まるんですけど、自分に近いのは依頼人が来るまで、ドラマでいうところの最初の2分（笑）」と苦笑。また、「矢田さん、美保（純）さんという女優さんが引っ張ってくれた感じです。矢田さんはNGがまったくに近いほどない。そういう方がいてくれると現場も締まるし、回っていくなってすごく思いました」と刺激された様子だった。

ドラマ自体好調をキープしているということで、「スッキリする展開が多いのが慰謝料弁護士の1つの魅力だったりするのかなって」と分析。渡辺は「腹の立つ人たちがいっぱい出てくるじゃないですか。でも、最後に袴田先生がガツンと言ってくれる。しかも名言をすごく残してくれるんですよ。それでキュンとしている人も結構いると思う」と袴田ファンの気持ちを代弁した。

今後の見どころについて、田中から「11、12話は袴田の過去がわかる内容になっています。かつて父親が出てくる回があったんですが、今度は元カノが出てくるんです。そこから袴田のいろいろな過去が明かされていくと思います。10年前の袴田の様子とかが出てきたりするので、そこも楽しいんじゃないかな」とヒント。また今週20日（木）放送回はドラマ初出演の北村晴男弁護士がまさに弁護士役で登場するということで、「本物の弁護士ですから重みが違います。北村弁護士に袴田が負けた感がすごかったです（笑）」と語った。残りわずかとなった袴田弁護士の活躍をぜひお見逃しなく。

プラチナイト木曜ドラマ「慰謝料弁護士～あなたの涙、お金に変えましょう～」

読売テレビ・日本テレビ系 2014年3月20日（木） 23:59 ～ 24:54
＜出演者＞
ココリコ田中 / 矢田亜希子 / 渡辺直美 / 山田菜々（NMB48） ほか