3が付く芸人たちが勢揃い、3尽くし「春のサン祭り2014」

昨日3月3日、東京・新宿レフカダにて、三拍子企画「春のサン祭り2014」が開催され、名前に“3”が付く芸人たちが集合した。

出演者は三拍子のほか、タイムマシーン3号、三四郎、3フランシスコ、360°モンキーズ、三日月マンハッタン、3LDK。また、「R-1ぐらんぷり2014」決勝を翌日に控えた芸人仲間のじゅんいちダビッドソンも参加した。オープニングでは、トークになんとか「3」を交えようと“うまいこと言う”大会に。三日月マンハッタン・仲嶺の積極的な姿勢に、同ライブの発案者である三拍子・高倉は「お前いい奴だなあ！」と気を良くしていた。

3にまつわる出囃子で登場する3分33秒漫才前半のあとは「世界三大○○を決めよう」と題して、「世界三大ネタをやりにくい場所」を協議。「お笑い学校時代のネタ見せ」「住職の集まり」「観客との距離がえげつない劇場」「通用口に人が住んでいて控えめにネタをしなければいけない劇場」など、さまざまな場所が候補に挙がったが、“やりにくいを知り尽くした男・本田”の独断と偏見により、1位は3月7日（金）に高倉が自宅で行う「引っ越しライブ」がもっともネタがやりにくそうだと判定された。

後半のネタのあとは、出演者が3人組4グループにわかれて「三段オチ大会」。「ま・つ・り」のあいうえお作文では、「釣り」のかぶせを繰り返した最初の3チームに対して、最後チームの三四郎・小宮が「エッジ効いたやつ行きましょう！」と、同じチームの360°モンキーズ杉浦と3フランシスコ・小橋太っ太に檄を飛ばす場面も。小宮の「マチュピチュにて」に始まり、小橋の「釣り針にかかったのは」に続けて、杉浦が発した「RIKACO」に会場は爆笑。しかし、次のお題「『かしゆかです、あーちゃんです、のっちです、3人合わせてPerfumeです！』という自己紹介を変える」でも、杉浦がオチをしばらく引っ張った上に「RIKACO」を使ったため、MCの3フランシスコ林田の指令により罰ゲームを受けさせられてしまった。

エンディングでは、3分33秒と指定されたネタコーナーの実際のネタ時間を発表。三四郎が5分25秒、360°モンキーズが7分20秒、三拍子が5分12秒と大幅にオーバーするなか、唯一芸名に3が付いていないじゅんいちダビッドソンだけが見事3分33秒03という奇跡のタイムを叩き出した。最後は高倉から「来年もやろうと思います！ 3月3日空けといてください！」とお願い。目標は、平成33年3月3日に、東京03、三代目 J Soul Brothersら、3の付くビッグネームを集め、三重県営サンアリーナでイベントを開催することだと宣言した。果たして来年2015年の3月3日はどのような「サン祭り」が行われるのか。ぜひお楽しみに。