コウメ太夫、ダンディ＆小力見守る中でMJ風ダンス披露

映画「東京難民」の公開直前トークイベントが本日2月17日に都内にて行われ、コウメ太夫、ダンディ坂野、長州小力が「東京難民芸人」として出演した。

「東京難民」は中村蒼演じる普通の大学生・時枝が瞬く間にホームレスへ転落していくさまがリアリティをもって描かれる話題作。コウメ、ダンディ、小力は芸人として一世を風靡したものの浮き沈みの激しい芸能界で難民になった、という理由からイベントに迎えられた。

小力はこの作品について「日本映画は久しぶりに観たけど面白かった。今の自分に照らし合わせて怖いものを感じた」、ダンディは「冒頭から主人公がだんだん転落していく。底なしかと不安になった」とコメント。コウメはさらにシリアスな話題に触れ、最後に「チクショー！」と吠えた。

作品には、時枝のティッシュ配りアルバイトの上司・毛利役でダイノジ大谷が出演している。ダンディは「なんで大谷さんなのかな？ 自分達が出たかった。我々の組織にお声かけください」と、自称“一発屋組合”の結束をアピール。小力は実際にティッシュ配りのバイトをした経験から「大谷さんみたいな監視の人がいる。大量に渡すと怒られた」と振り返る。

コウメはこのイベントで1人要領を得ないトークを繰り返し、小力やダンディに繰り返しツッコミを受ける危なっかしいたたずまい。しかし途中で新キャラクターの「ジャクソン太夫」に変身すると、アカペラでセリフを呟きながらマイケル・ジャクソンを思わせるキレ味鋭いダンスを披露し、芸人としての底力を見せつけた。

「東京難民」は2月22日（土）に全国公開される。