ダイノジ大谷、性格悪い上司役抜擢もNG連発に苦渋

映画「東京難民」の公開を記念した特番が本日2月9日にニコニコ生放送で配信され、ダイノジ大谷が進行役を務めた。

番組は「映画『東京難民』公開記念特番～一歩間違えばあなたも明日からホームレス!?～」と題したもので、大谷のほか、監督の佐々部清、原作の福澤徹三、雑誌「東京BREAKING NEWS」編集長・久田将義が登場。主人公の時枝（中村蒼）がホストを経験することもあり、生配信は都内のホストクラブを舞台に行われた。

大谷はこの作品に、時枝のティッシュ配りバイトの上司・毛利役で出演している。佐々部監督は、以前大谷と共演した際に知ったその映画ファンぶりを見込んで本作にキャスティングしたことを明かし、大谷も「口約束じゃなかった！」と今回の抜擢に感謝。「ケチな店長役で性格の悪さがすごく出ているから、役作りしなくていい（笑）」と自身の役柄を語る大谷だが、撮影を振り返った際には「2行のセリフで9回をNGを出した」と芝居に苦戦したことを告白し、監督も「味はあるんですけど。現場で大谷さんが『東京難民』状態でした」と苦笑していた。

放送は、作品のストーリーに伴って高額報酬のアルバイトやホストの裏側、貧困ビジネスの実態などに迫る内容。大谷は出演者の話を巧みに引き出したほか、視聴者のメールや数々のコメントを当意即妙に紹介した。