よしもと幕張新劇場でこけら落とし、一番手はキングコング

本日12月20日、千葉・イオンモール幕張新都心内に新劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」が既報の通りグランドオープン。12時30分よりこけら落とし公演の1回目が開催された。

公演に登場したのは、一番手のキングコングをはじめ、渡辺直美、ジャルジャル、陣内智則、中川家、千鳥、トータルテンボス、笑い飯、パンクブーブー、中田カウス・ボタン（出演順）。ネタ中にこけら落としならではのアドリブが挿入される場面もあり、客席のファンをピン芸と漫才で大いに楽しませた。

公演を前に同劇場で記者取材会が行われ、中川家、陣内、千鳥、渡辺が出席。幕張の新劇場について、陣内が「幕張メッセの『LIVE STAND』に出演していたので縁がある」と振り返ると、ほかの芸人も同調する。千鳥・大悟は「劇場の中を見せてもらいました。すごく綺麗。それに尽きます」とよどみなく話したが、これを相方・ノブ小池が「内容がゼロや！ ただ声が出てるだけや！」と突き放し、記者の笑いを誘った。

中川家剛は「テレビに出ていないような若手が今後、劇場に出る機会が増えるといい」と思いやりを覗かせる。最後は中川家礼二が、香港映画のワンシーンを思わせる口調を織り交ぜて周囲を翻弄しながらも「芸人一同がんばっていきます。ぜひ劇場に足を運んでいただいて、生の舞台を観てください！」と真摯にアピールした。