「またやりたい」ラバーガールがリクエストネタ10本披露

昨日10月23日、東京・関交協ハーモニックホールにて、ラバーガール新ライブ「ラバーガールリクエストアワー」が開催された。

同ライブではラバーガールが、今まで作ったネタの中から厳選した30本をリストアップ。観客は、アンケート用紙に書かれたリストの中から、1人1つ見たいネタに丸を付けて開演までに提出した。期待に満ちた大きな拍手で出迎えられたラバーガールは「いやー、間に合わないな」と言い訳しながら苦笑。「練習できてないのが半分以上ある」「なるべくミスなくやりたいけど」と、舞台をウロウロしながら不安を口にした。「よせばいいのに新ネタもやるって言っちゃって」と後悔すると観客は爆笑。「やめときゃよかった」と言いながら、オープニングトークを延ばそうとあがいていた。

進行役のいけだてつやに「なんとかなるよ」と背中を押され落ち着いた2人だったが、ネタリストが書かれたホワイトボードを出すことすら忘れていたことが発覚。いけだは「すごい不手際だね」とビックリしつつも、「彼らコントしかできないんで」とフォローした。ボードを見ながらこれまでのいろいろなネタについてトークをしていると、大水が東京03・飯塚とこのライブについて話したというエピソードを披露。「キングオブコント2010」で披露した「猫カフェ」が小道具の関係でリストから外れたことを知った飯塚に「マジかよ！ 詐欺じゃねーか！」と言われたと明かすと、観客から賛同と思われる笑いと拍手が沸き起こった。

抽選の結果、選ばれたネタは「電報受付センター」「足裏マッサージ」「英会話教室」「泊まっていけよ」「鍋やろう」「バスケ」「空き巣」「就職面接」「寿司屋」「夜回り先生」の10本。アンケートには、「このネタをきっかけにラバーガールを好きになった」「生で観たことがない」「テレビで見たとき、思ってたオチと違った」などさまざまな理由が。ネタを選ぶ際やネタ後には、それらにまつわる秘蔵トークも展開。また、観客のネタ疲れを心配し、途中いけだのショートコントコーナーも盛り込まれた。このいけだのネタが観客よりも疲れていた2人の心にクリーンヒット。「1人お調子者シリーズ」が気に入った飛永は「お調子者見つけたらつかまえようぜ」とはしゃぎ、大水は大好きなネタ「キス」をリクエストし、続く自分たちのネタに向けて活力を得ていた。

ネタ10本をやり終えた2人は「昔のテンポと今のネタのテンポが全然違う」と感想。見ていたいけだも「大水くんの気持ち悪さも変わったよね。今はアッパーな気持ち悪さ」と語った。最後は、最近の飛永の思い出と時事ネタを取り入れた最新コントを初披露。エンディングでは「リストを入れ替えたりしてもう1回やりたい」と意欲をみせた。

11月27日にはDVD「ラバーガールsolo live+『GAME』」も発売。今後のラバーガールの情報は人力舎オフィシャルサイトにて確認を。