「ZIMAバーチャルフェスキャンペーン」特集 水原佑果が冬フェスを主催するなら?|プレイリストから紐解く音楽への情熱

90年代すごい、80年代もすごい……70年代やばー!

──水原さんにとって、レコードで音楽を聴く楽しさや喜びって特別なものなんですね。

水原佑果

本当にそうですね。私は1994年生まれなので90年代初期の音楽も通っていなくて、こうやってレコードを漁り始めてから「90年代すごい、80年代もすごい……70年代やばー!」みたいな(笑)。自分の知らない時代にこんなカッコいい音楽があったことに驚いたし、その時代のレコードを手に取って実際に聴けるというだけでうれしいんですよね。作品を作った人たちのスピリットや当時の空気を、ちょっとでも味わえる気がして。DJをするときは、そういうことも感じながら楽しんでいます。

──DJとして音楽を仕事にすることについてはどう考えていますか?

音楽が大好きでできている仕事だから、ストレスはないです。ただ、毎回自分との戦いですね。みんなが「よかったよ」と言ってくれても、プレイする側としては「今日はイマイチだったかも」と思うときもあって。でも、私がもっと知識を増やしていろんな経験をすれば、みんなを盛り上げることができるかもしれないし……自分次第で全ては変わるなと思っていて。

──なるほど。

水原佑果

でもコアな音楽好きの人が喜んでくれたり、私のDJを聴きに来てくれる人が増えたりするのがすごくうれしいですね。励みになるし、「またトライしよう」と思えます。これからもいろいろな場所でDJをして経験を積んで、自分なりのアゲ方を身に付けていきたいですね。そして、もっと余裕を持ちたい(笑)。DJ MUROさんがContact Tokyoで定期的にやっているイベントがあるんですけど、たまに遊びに行くとディスコやソウルのグッドチューンなレコードをこうやって必死になって(レコードをめくる動作)。

──あはは(笑)。水原さんがご自身のDJスタイルを言葉にするとどんな感じですか?

そうだなあ……ハッピーで、みんなが楽しめるDJ。今回のプレイリストもリラックスしてリズムに乗れる曲を中心に選んだので、ZIMAを飲みながらこれを聴いて、楽しく過ごしてもらいたいですね。そして、少しでもそれぞれの音楽のよさを感じ取ってもらえたら幸せです。

ZIMAバーチャルフェスキャンペーン
期間:2017年11月27日~2018年2月15日
ZIMAバーチャルフェスキャンペーン

10-FEET、ORANGE RANGE、夜の本気ダンス、May'nの4組が「年始年末に“フェス”を主催するならば?」をテーマにプレイリストを制作。キャンペーン期間中にZIMAを購入すると、1本につき1アーティストのプレイリストを再生することができるほか、アーティストとZIMAのコラボグッズが合計400名、ZIMA1年分が合計10名にプレゼントされる。

水原佑果(ミズハラユカ)
1994年兵庫県神戸市生まれのモデル、DJ。2015年にTOWA TEIのアルバム「CUTE」収録曲の「LUV PANDEMIC」でボーカルを務め注目を集めると、同年8月には野外フェス「WORLD HAPPINESS 2015」にMETAFIVEのゲストとしてライブ出演を果たす。現在はTOWA TEI主宰のレギュラーイベント「records」などにセレクターとして参加し、DJとしての活動の場を広げている。