トラフィックライト。はクールでセクシー

──メジャーデビューシングル「Dance Dance!! / Traffic Jam」、聴かせていただきました。むすめん。楽曲を知っている人からすると、その表現や音楽性の違いにびっくりする人も多いかもしれないですね。

水貴　そうですね。むすめん。の曲はかわいくてポップ、衣装もカラフルだったりするんですけど、トラフィックライト。はクールでセクシーな部分を見せていこうっていうコンセプトでやっています。「Traffic Jam」では今までやったことのないダンスにも挑戦したりもしているので、むすめん。とは違った僕らの表情を楽しんでいただけるんじゃないかなって思います。

今川　ジャケット写真やアーティスト写真からして、むすめん。とは全然違いますからね。僕は案外、こういうカッコいい系の表現が得意だったりもするので、すごく楽しんでやれましたけど。すごく好きな仕上がり。

水貴　僕は逆に、普段からほわほわしてるタイプなので笑わずに写真を撮ることがすごく大変でした。でも、自分の苦手なところにトライしていくことの楽しさもあって。トラフィックライト。の活動を始めてから、むすめん。のクールな曲の表現がちょっと変わったねって言われるようにもなったので、そこはすごくうれしいです。

白瀬　僕も最初は表情の作り方が難しいなって思いました。でも、メジャーデビューにあたって撮影していただける機会もすごく多いので、だんだん意識せず、ナチュラルにトラフィックライト。としての表現ができるようにもなってきてる感じはしますね。

──レコーディングはいかがでしたか？

水貴　僕は自分の声質的にカッコいい曲にはあまり合わないのかなって思っていたんですけど、レコーディングでは僕の声のよさをうまく引き出していただいて、新たな自分に出会えた感じがしましたね。自分でも、「あ、案外歌えるのかも」って思えるようになりました。

今川　僕はトラフィックライト。の世界観に近い、ほかのアーティストの方の曲をたくさん聴いてイメージを膨らませてからレコーディングに臨みましたね。個人的にラップをするのが好きなので、「Dance Dance!!」のラップパートはすごく楽しくやれました。バッチリ決まったと思います！

白瀬　自信を持ってお届けできるよね。今回のシングルには3曲が収録されているんですけど、そのうちの「Dance Dance!!」は梅とらさん、「Talkin' Body」はhalyosyさんに作っていただいているんですよ。

──そのお二人はむすめん。の楽曲でもおなじみですよね。

白瀬　そうそう。だから曲のテイストにも比較的なじみがあって、むすめん。とは確実に違った表現を求められるけど歌いやすいところはあったんです。でも2曲目の「Traffic Jam」に関しては初めてのクリエイターの方に作っていただいたから、かなり難しかったんですよね。歌詞も曲調も振り付けも、自分たちとしては今までにないタイプだなあって。そういう意味ではすごく新しいことに挑戦できたと思うし、それによって自分たちもちゃんと成長することができたと思います。ライブではすでにやっているんですけど、お客さんの反応がすごくいいので、それもうれしいですね。

水貴　「Traffic Jam」は僕ら3人それぞれが言いそうな言葉を盛り込んでいただいたりもしているので、難しさはあったけど楽しさもありましたね。せっかくメジャーデビューさせていただいたので、新しいクリエイターの方の曲を歌う機会もどんどん増えたらいいなって思います。