#08「Hello, my friend」松任谷由実(2008/11/12配信)
1994年発表のメロディアスなミディアムチューン。フジテレビ系月9ドラマ「君といた夏」主題歌に起用されヒットを記録した。アルバム「THE DANCING SUN」にアルバムミックスが収録されている。
「ニューミュージック系は俺の声にハマる!ってことでいろいろやってみようって話になって、だったらやっぱユーミンはやるでしょ(笑)。で、何がいいかな、と思っていたら、うちのドラムの真野がこの曲が大好きだって言うから。ロックが好きで歌謡曲とか聴かない奴だから珍しいんだけど。実際いい曲だしこれはいいな、ということでやってみることにしたんです」
#07「恋におちたら」Crystal Kay(2008/11/5配信)
2005年春にシングルリリース。キャッチーなメロディとメッセージ性の強い歌詞は幅広い層から支持され、スマッシュヒットを記録した。作曲は現在シンガーソングライターとしても活躍する坂詰美紗子が担当している。
「ぼく好きです、クリちゃん。アルバムによっても違うし、彼女の場合は海外の血が入ってるってこともあるけど、R&Bが日本に登場してから何年か経って、けっこうがんばる感じの人が多いじゃないですか、歌うときにウワーッと。そういうのも悪くないんだけど、彼女の場合は自分の持ってる歌唱力の30%くらいで歌ってる感じが好きなんです。それくらいさっと歌えちゃう。でもけっしていいかげんに歌ってるわけじゃなくて。ナチュラルにすっと入ってくる感じがいいんですよね」
#06「楓」スピッツ(2008/10/29配信)
1998年リリースのアルバム「フェイクファー」に収録。のちに両A面シングル「楓/スピカ」としてリカットされた。スピッツのカバーアルバム「一期一会 Sweets for my SPITZ」では松任谷由実によってカバーされている。
「切ないですね。歌詞も好きです。特に草野さんの声で『さよならー』っていうところがマジ胸キュン。29歳の私がキュン死にしてしまいます(笑)。(配信用の音源は)いろいろ楽しくなっちゃって、もう1本ギター入れたり、コーラスを入れたりしちゃいました。ぜひぜひ聴いてみてください!」
#05「笑えれば」ウルフルズ(2008/10/22配信)
2002年リリースのウルフルズのミディアムナンバー。後に武田薬品工業「アリナミン」のCMソングとしてオンエアされた。彼らの7thアルバム「ウルフルズ」に収録。
「この曲、ぼくは知らなかったんですけど、うちのシンセサイザーの大城嘉彦が『コパチ(=永野)の声とはぜんぜん違うけど、違う良さが出るんじゃないか』って言って。トータスさんの声と俺の声は、言っちゃえば真逆な感じだと思うんだけど、やってみようかなと。この曲素晴らしいと思います。シンプルな弾き語りですけど、歌詞と歌とメロディがデーンとある感じなので、もうそのままで成り立っちゃう。歌詞とかもすごくシンプルだけど、トータスさんの歌声を通すと魔法がかかる。ぼくが歌うとトータスさんとは違う魅力があるんじゃないかと自分でも思っているので、フルバージョンぜひ聞いてみてもらえればと」
プロフィール
APOGEE(あぽじー)
永野亮(Vo,G)、間野航(Dr,Cho)、大城嘉彦(Syn,G)、内垣洋祐(B,Cho)の4人からなるロックバンド。2003年より活動を開始。好戦的かつファンタジックなバンドサウンドと、それに立ち向かう唯一無二のボーカルで前人未踏の音楽を標榜する。
2006年2月にシングル「夜間飛行」でビクターレコーズよりデビュー。同年11月リリースの1stアルバム「Fantastic」が高い評価を受け、そのポジションを確たるものとする。
その後も「SUMMER SONIC」「COUNT DOWN JAPAN」「ROCK IN JAPAN FES.」などの大型フェスに出演し、圧倒的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了する。
2008年1月に2ndアルバム「Touch in Light」をリリースし、春には初の全国ツアーも敢行。今もっとも注目される実力派バンドのひとつ。