デノン「アストロガールズ」上坂すみれ×小倉唯|初の“姉妹共演”イベントに密着!キュートなデノン広報担当の1日

上坂すみれ・小倉唯インタビュー

デノン様の懐の深さを感じられました

──イベントを終えたばかりなので、まずはその感想からお願いします。

左から上坂すみれ、小倉唯。

上坂すみれ 2人そろってアストロガールズとしてイベントをするのが初めてだったのですが大勢のお客さんがいらしてくれて、アストロガールズはたくさんの方に支えられているなと実感できました。ユルい雰囲気でほのぼのと進行していき、デノン様の懐の深さを感じられました。

小倉唯 ようやく姉妹そろってイベントができた喜びがすごくありましたね。イベントの構成が楽しくて、デノンの製品だったり音に関する豆知識をお勉強できたりもして……遊び要素とお勉強要素がすごくいいバランスで詰まっていた、素敵なイベントだったなと感じます。

上坂 クイズコーナーのBluetoothに関する問題がさっぱりわからなかったんですけど、詳しい方が多くて「すごいな」と思いました。

小倉 アフレココーナーはアドリブでネタを入れ過ぎてキャラが崩壊しそうだったね(笑)。

上坂すみれ

──アストロガールズがスタートしたのが2016年で、今年で3年目に突入しました。まずこの企画のオファーを受けたとき、お二人はどう思いましたか?

上坂 オーディオ製品のキャンペーンキャラクターが2次元だというのは珍しい企画だなと思いました。いろんなことができそうな気がしたし、私の中ではデノンさんはとても硬派な会社というイメージだったので「最先端の企画を取り入れていらっしゃるんだな」という驚きみたいなものもありましたね。

小倉 すごくネームバリューのある会社さんなので、最初は「私でいいの?」って驚いたし、とても光栄だと感じました。一緒に活動するのがすみぺ(上坂)って聞いて、私はそれがまたすごくうれしくて。1人じゃないっていうことに安心感を感じたので、そういう意味でもすみぺと2人で活動できてすごくよかったと思います。

お互いのことをよくわかっているから、安心して演じられた

──イベントではそれぞれご自身のキャラを紹介されていたので、今度は“他己紹介”形式で日と申のキャラクターを教えていただけますか?

上坂 私の中で、「申ちゃんは唯ちゃんに似ているな」というのが第一印象ですね。見た目もそうですし、髪の長さや“触覚”もそっくり。申ちゃんはヘッドフォンよりイヤフォン派なんですけど、唯ちゃんもイヤフォン派のイメージがあります。申ちゃんはしっかり者の妹で常に日をサポートしてくれて、どんなことにも真面目に取り組む頼もしい妹だなと。お姉さんに見えるくらい、自分が“しつけられたい”女の子です。唯ちゃんにしつけられたい方はたくさんいらっしゃるでしょうし。

小倉 あはは、そこか!(笑)

上坂 私もその域を出ない者の1人として、楽しく演じております。

小倉唯

──小倉さんはイヤフォン派なんですか?

小倉 そうなんですよ。なので、本当に自分のようだなってビックリしました。それで言うと、日もすみぺとシンクロする部分が私の中でけっこうあって。お姉さんだけど明朗快活で、ちょっと危なっかしくて放っておけない感じ。すみぺもときに危うい、面白いトークをしてくれるので(笑)、ピッタリな役柄だなって思います。

──今日のイベントでも、お二人の素の関係性とキャラの関係性が重なって見えて面白かったです。

小倉 だから演じやすいんです、すごく。掛け合いのテンポも取りやすいですし。ドラマCDを録ったときも、別録りではあったのですがお互いのことをよくわかっているから、安心して演じられた部分はあるかもしれません。

上坂 そうだね。バラバラに録っていてもイメージはしっかりとあったので、そのイメージを膨らませながら演じて。なので、いくらでもお話ができるんじゃないかなって感じがするんですよ。

すごく思いの詰まった1曲

──アストロガールズの楽曲第2弾として今回3曲が発表になったので、そのお話も伺えたら。まずは日さんの「ハジマルモノガタリ」。

上坂 この曲はすごくさわやかで、イントロから爽快感のあるガールズバンドっぽい曲になっています。日ちゃんの地声に近い感じで楽しげに歌いました。申ちゃんはしっとり系の曲が多いので、それの対比になるような仕上がりだなあと感じます。

小倉 ライブ映えしそうな曲ですよね。日そのものって感じ! アップテンポな曲調にすみぺの声が相まって、強く印象に残る曲です。

──では、申さんの「かんざし」についてはいかがでしょう?

小倉 申ちゃんが和風テイストのものが好きなので前回も和のテイストのある曲だったんですけど、今回はそれに加えてミディアムバラードのしっとりとした仕上がりになっています。キャラクターソングと言うと明るい曲が多いので、こういった情緒あるメロディは素敵だなと思いました。申ちゃんが歌っている情景もすごく浮かびます。

上坂 “和風テクノポップ”と言うのか、細かい音まで聴きたくなるような……正にイヤフォンでじっくりと聴くのにピッタリな曲ですよね。申ちゃんのしっとりした歌声が癒し系な1曲になっていて、雨の日やお休み前に聴いたらよさそうです。

──そして、今回初めてデュエット曲が作られたんですよね。「Astro Electronic」、歌ってみていかがでしたでしょうか。

上坂 ちょうど2人の個性の中間を表現したような曲で、前向きなところもあるしちょっと落ち着いたところもある、いろんな表情のあるデュエット曲です。アストロガールズ始まって以来初のデュエット曲だったのですごく楽しくレコーディングができましたし、聴き応えがあると思います。

小倉 満を持してのデュエットソングだったので、私も歌うのが楽しみでした。みんなで一緒に歌えるような、親しみやすい曲に仕上がったと思います。あと私、この曲が電気屋さんのような店舗で流れていたらいいなって思いました。歌詞もすごく好きです。「まさにアストロガールズ」っていう要素が詰め込まれていて、デノンさんの思い、情熱を感じました。

左から上坂すみれ、小倉唯。

──純粋な音楽への情熱が表現されていますよね。

小倉 そうなんですよ。すごく思いの詰まった1曲だと思います。

──歌うときにお二人が気を付けたところなどはありますか?

上坂 ハモりが美しい曲だったので、聴いたときにその美しさが伝わって楽しい気分になってもらえたらということを意識しました。また「届けたい」っていうようなメッセージ性を感じたので、前向きな気持ちで歌うことを心がけましたね。

小倉 私は、さわやかで力を感じる曲だったから曲の力に負けないように「気持ちを高めて歌わなきゃな」と思って。「申ちゃんだったらどういうふうにこの思いを言葉にして伝えるかな?」とか、そういった細かい部分で気持ちを入れてみたりとか……あと、サビでは高らかに歌い上げる2人のハーモニーが大事だなと思ったので、とにかく気持ちよく楽しく歌う、気持ちよさを声に乗せるっていう作業を徹底しました。

──そうだったんですね。お二人のこだわりが詰まったこの曲、完成したものを聴いてどのように感じたでしょうか。

上坂 申ちゃんと日ちゃんはいろんな可能性があると言うか。この曲は2人の出発地点であり、1つのゴールでもあると思うんですが、「もっともっといろんな2人の表情を見てみたいな」って思えるような仕上がりになっていました。

小倉 私は先にレコーディングをしていたので「2人のハーモニーがこういうふうになるんだ!」って感動しました。やっぱり1人よりも2人のほうが、届けられる思いも強いものになるんだなと身に染みて感じたと言うか。この思いが皆さんの心にまで届けばいいなと思ったので……ぜひデノンさんの高音質のイヤフォンで楽しんでいただきたいです(笑)。

アストロガールズ、最新モデルを試す

──小倉さんからイヤフォンのお話がありましたけど、デノンさんより新しいヘッドフォンがリリースされたので、試聴していただいてもいいでしょうか? 上坂さんはAH-D5200を、小倉さんはAH-D1200でアストロガールズの曲を試聴していただきます。

  • 左から上坂すみれ、小倉唯。
  • 左から上坂すみれ、小倉唯。

小倉 (試聴を終えて)クリアだけどちゃんと重みがあると言うか。曲自体のパワーが直接体に落ちてくるような感覚が、私が普段使っている安価な機器とは全然違いました。「曲の熱感の伝わり方もこんなに変わってくるんだな」っていうのが率直な感想です。

──小倉さんは普段イヤフォン派だということですが、このヘッドフォンの使用感はいかがでしょう?

小倉唯

小倉 イヤパッドが気持ちよくて、ずっと触っていたいです(笑)。すごくフィット感があって嫌な感じがしないと言うか……むしろすごく気持ちいい。そういった環境ってすごく大事だと思うので、心地よく楽しく音楽の世界に浸れると思います。見た目もすごくかわいいですよね! 白が入ったデザインは、男女問わず楽しめると思います。ヘッドフォンって黒っていうイメージがあって、ファッションとして取り入れるときは状況に応じて使いやすさに差が出るかなと思うんですけど……このビジュアルならどんなファッションにもフィットしそう。見た目の面でもすごく素敵で、個人的にすごく気になります。

──ありがとうございます。上坂さんはいかがでしょう?

上坂すみれ

上坂 めちゃくちゃいい音です。2本のケーブルが付いたヘッドフォンを使ったことなかったんですけど、これはそういう仕様なのですか?

デノン担当者 はい、LRが独立していて。チャンネルセパレーションと言うんですけど、分離感がより出るという効果があります。

上坂 曲の細部まで聞こえたので、いろんな曲をじっくりと聴いてみたくなりました。あと、イヤーパッドがフカフカで、すごくいいですね。

小倉 ホントに気持ちいいよね。

左からAH-D1200、AH-D5200。

上坂 着け心地は聴き心地と同じくらい重要なので。見た目も、私はこのようなゴツめのデザインがすごく好き。木目調で優しさもありますし、あまり重くなりすぎないところが普段使いにも適しているんじゃないかなって思いますね。デノンさんのヘッドフォンは普段から愛用しているのですが、すごく丈夫でもあるんですよ。なのでとてもお薦めできます。

まさかの戦闘アクション系アニメ

──アストロガールズの今後の展開も気になるところなのですが……「こんなことをやってみたい」といったお二人の希望はありますか?

上坂 やっぱりキャラクターの宿命として、アニメになったら素晴らしいなと思うんですけど……どういう内容になるんだろう? ライバル会社をどんどん蹴散らしていくような内容?

小倉 あはははは!(笑)

上坂 殺伐としてしまう……?

小倉 ブラックコメディになっちゃう。

上坂 どうやら私は脚本家にはなれないみたいです(笑)。でも「デノン」って、ロボット感がありますよね? ヘッドフォンが変形してロボになる……?

小倉 あ、それいいかも! まさかの戦闘アクション系アニメ。

上坂 スマートスピーカーで指示を出してね。

小倉 「三鷹の普通の女子高生2人がある日急に……!」っていう、定番の始まりにしよう。

上坂 ロマンがあるね。

  • 上坂すみれ
  • 小倉唯

小倉 うん、絶対ハマるよ! “ヘッドフォン変形”っていう設定も素敵。商品の魅力、伝わると思う。

上坂 ヘッドフォンが変形するって、見たことないもんね。ということで……バトルものになったらきっとアツいって思うので、いつかアストロガールズの企画が大きくなって、ヘッドフォン変形ロボのアニメになることを期待しています!(笑)

小倉 ほのぼのシーンもちゃんと入れようね?

上坂 そうだね。アストロガールズはもともとそういう話だからね(笑)。

小倉 あとはアルバムをいつか出したいね。ライブもできたらいいなって思います!

商品情報

AH-D5200
オープン価格
AH-D5200
  • 形式:密閉ダイナミック型
  • ドライバー:50mmフリーエッジ・ドライバー
  • マグネット:ネオジウム・マグネット
  • インピーダンス:24Ω
  • 感度:103dB / mW
  • 最大入力:1,800mW
  • 再生周波数:5-40000 Hz
  • 質量:385g(ケーブルを除く)
  • ケーブル:3.0m OFC線(着脱式)
  • プラグ:
    アンプ側 / 3.5mm ステレオミニプラグ(6.3mm 標準プラグアダプター付属)
    ヘッドホン側 / 3.5mm モノラルミニプラグ×2
  • 付属品:取扱説明書、6.3mm 標準プラグアダプター、キャリングポーチ
AH-D1200
オープン価格
AH-D1200
  • 形式:密閉ダイナミック型
  • ドライバー:50mmドライバー
  • マグネット:ネオジウム・マグネット
  • インピーダンス:24Ω
  • 感度:100dB / mW
  • 最大入力:1300mW
  • 周波数特性:5-40000 Hz
  • 質量:260g(ケーブルを除く)
  • プラグ:
    アンプ側 / 3.5 mm ステレオミニプラグ(L型)
    ヘッドホン側(左ハウジング) / 2.5 mm ステレオプラグ(4極)
  • 付属品:取扱説明書、ストレートケーブル、iOS 対応リモコン付きケーブル、キャリングポーチ

アーティスト情報

上坂すみれ(ウエサカスミレ)
上坂すみれ
ソビエト社会主義共和国連邦が崩壊した1991年生まれの声優、アーティスト。小学生時代よりジュニアモデルとして活動し、2012年テレビアニメ「パパのいうことを聞きなさい!」の小鳥遊空役で本格的に声優デビューを果たす。以来、注目作に出演する一方でメディアやイベントなどを通じて、無類のロリータファッションマニア、ソ連・ロシアマニア、ミリタリーマニア、音楽マニアであることがファンの知るところに。そして2013年4月、その趣味の世界をダイレクトに反映したシングル「七つの海よりキミの海」でアーティストデビュー。その後も桃井はるこ作詞作曲の「げんし、女子は、たいようだった。」や、大槻ケンヂ作詞、NARASAKI作曲の「パララックス・ビュー」など話題作を立て続けにリリースし、2014年1月には1stアルバム「革命的ブロードウェイ主義者同盟」、2016年1月には2ndアルバム「20世紀の逆襲」を発表した。2016年2月には東京・中野サンプラザホールで初のバンド編成による2DAYSライブ「超中野大陸の逆襲」、12月には初のアリーナ会場となる東京・両国国技館でワンマンライブ「上坂すみれのひとり相撲2016~サイケデリック巡業」を行った。2017年4~6月にはTOKYO MXとBS11で初の冠テレビ番組「上坂すみれのヤバい○○」が放送され、9月には放送された全12話に未公開映像を加えたBlu-rayボックス「上坂すみれのヤバい○○ Blu-rayBOX」が発売。2018年1月にニューシングル「POP TEAM EPIC」がリリースされた。
小倉唯(オグラユイ)
小倉唯
1995年群馬県生まれの声優、アーティスト。2009年に14歳で声優デビューし、2011年「神様のメモ帳」のアリス役、「ロウきゅーぶ!」の袴田ひなた役で大きな注目を集め、以来、毎シーズン放映のアニメの主要キャラを演じるように。2011年には「ロウきゅーぶ!」の出演声優ユニット・RO-KYU-BU!で歌った楽曲の数々がスマッシュヒットを記録するなど、声優業と並行して積極的に音楽活動も展開する。2012年にはシングル「Raise」でソロデビュー。以降アニメ「変態王子と笑わない猫。」のエンディングテーマ「Baby Sweet Berry Love」や、「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」のエンディングテーマ「Charming Do!」などを発表。2015年3月にはソロデビュー3年目にして初のフルアルバム「Strawberry JAM」をリリースし、7月には神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで初のワンマンライブを開催した。2016年7月に初のソロライブツアー「High-Touch☆Summer」を行い、その後2017年7月には2ndアルバム「Cherry Passport」をリリース。2018年3月リリースのシングル「白く咲く花」のカップリング曲「かけがえのない瞬間」で初めて作詞を手がけている。