蒼ざめた馬

あらすじ・ストーリー　20世紀初頭のロシア。大公セルゲイの暗殺を目論む男たちがモスクワに結集していた。リーダーのジョージは彼に傾倒する学生ゲンリッヒを仲間に引き入れ、彼を愛する女エレナに爆弾製造を依頼する。そして決行の日……

解説　革命家でもあった作家ロープシンの小説を、ロシア映画界を代表する監督のひとり、カレン・シャフナザーロフ監督が映画化した2004年の作品がついに公開。20世紀初頭、ロマノフ王朝期のロシアを舞台に、大公暗殺を目論むテロリストの恋と、暗殺計画の行方が描かれる。死ぬことを覚悟したテロリストたちを主人公に“生と死の意味“に迫る重厚作だ。