筒井大志「ぼくたちは勉強ができない」のTVアニメ第2期「ぼくたちは勉強ができない！」の放送が、いよいよ10月5日からスタート。第2期では第1期の後半で出揃った古橋文乃、緒方理珠、武元うるか、桐須真冬、小美浪あすみのヒロイン5人の魅力が、より深掘りされていくことになる。

コミックナタリーは「ぼくたちは勉強ができない！」スタートを記念した特集として、コスプレイヤーのえなこによる真冬先生のコスプレグラビアを展開。さらにアニメで真冬先生役を演じるLynnとの対談を実施し、原作マンガの人気投票で2回連続1位となっている真冬先生がファンのハートを掴む理由や作品の魅力、声優・コスプレイヤーという互いの職業について聞いてみたいことなどを語ってもらった。

取材・文 / 宮津友徳　撮影 / ヨシダヤスシ

これはダメですね、とてもよくってダメですね（笑）

──今回の対談は真冬先生のコスプレをえなこさんにしていただいたことから実現したものなんですが、おふたりは初対面ではないんですよね？

Lynn　そうですね。私がMCを務めている「アニゲー☆イレブン！」という番組にゲストで出演していただいたことがあって。

えなこ　ちょうど私のファースト写真集が出た頃で、「I”s」の伊織ちゃんのコスプレをして出演させていただいたんです。コスプレについてお話ししたりしたんですけど、Lynnさんは本当に美人で、そのときから純粋に「顔がいい」って思っていました。

──「顔がいい」（笑）。本日はえなこさんにメイド服を着た真冬先生のコスプレをしてもらったんですが、Lynnさんはご覧になってみていかがですか？

Lynn　すごい！ メイドさんだ！という感じですね。そうですよね、現実にいたらこんな感じか……。これはダメですね、とてもよくってダメですね（笑）。真冬先生のちょっとアレンジされた髪型とかもちゃんと再現されていてかわいいです。

えなこ　ありがとうございます。実際に真冬先生を演じているLynnさんにそう言っていただけてとってもうれしいです！

Lynn　困り顔っぽい表情も素敵ですね。あとやっぱり胸元に目がいってしまいますが、刺激が強い（笑）。今回の真冬先生のコスプレってどういうところがポイントなんですか？

えなこ　ひとつはカラコンですね。真冬先生って透き通った青い瞳をしているので、それをうまく出せるようにこだわってカラコンを選びました。あとカラコンってフチがあったほうが目が大きく見えてキャラのかわいらしさが出せるので、いつもはフチありのものを使っているんです。でも真冬先生は大人なキャラクターなので、自然な瞳に見えるフチのないカラコンを入れて、より3次元のキャラクターっぽく見せられるようにしています。ホントわかりにくいところだと思うんですけど（笑）。

Lynn　あっ、ホントだ。よく見るとフチがないですね。

えなこ　もうひとつがウイッグです。何より私が「先生が現実にいたらこれくらいの髪の色じゃないかな」と思ったというところと、2次元を3次元にしていく過程で私自身との相性も考えないといけなくて。「肌の色と比べたときに浮かないか」って考えた結果、この色になったんです。あとアニメに寄せていくのか、原作に寄せていくのかってところもけっこう迷いましたね。

Lynn　ちなみに今回はどちらに寄せたんですか？

えなこ　原作です！ 筒井先生が描かれたマンガの絵がすごく好きだったので。

Lynn　 私はアニメ第1期の真冬先生のエピソードの中だと、やっぱりメイド回が印象に残ってるんですよね。あの話は「いくら自分が迷惑をかけたとはいえ、いくら頼まれたからとはいえ、先生がメイド服はダメでしょう。けどごちそうさまです」といった感じで（笑）。「おかえりなさいませご主人様」も言ってくれましたし。今回、メイド姿の真冬先生をえなこさんが再現してくれてうれしいです！ メイド回以外だと制服デート的なシーンも好きでした。ちょっと寂しい過去も聞けたり、怒りながらも一緒にソフトクリーム食べたり、密着しちゃったり。先生にドキドキさせられた人は多いと思います。