本作は、2008年に西野が脚本・演出を手がけて舞台化されたものの再演。個性的な発明の数々で世界にその名を馳せるドーナツ博士と訳ありの登場人物たちによる勘違いや騙し合いが描かれ、やがて想像を絶する結末を迎えるエンタテインメント作品だ。
会見で西野は今回の上演に至った経緯を「初演は手応えがあったが、駆け足になってしまった。どこかでスクラムを組んでガッツリやりたかった」と説明。演出の後藤については「(後藤の手がけた)『ひーはー』という作品を25歳のときに見て、むちゃくちゃ楽しくて、感動した。自分の人生を変えてくださった方」と敬意を払って語った。一方の後藤からは、西野について「私の脚本の書き方を盗んだ(笑)。他人が書いたものとは思えない」と告発があり、これに西野は「こういうの作りたい! って思っちゃいました(笑)」と屈託なく答えた。
村上は「期待と不安。想像がつかない」と心境を明かしたほか「今のところ、しずるのコントのほうが勝ってると思う」と本作へ向けて挑戦状。そんな村上に関して西野は「長い付き合い。『キングオブコント』でも長年苦戦している(笑)。後藤さんと会わせたかったので、ガッツリやる機会があってよかった」と述べた。
会見には、キャストの相葉裕樹、木下美咲と、人造人間役を務める曙も登場。巨体を揺らしてひと通り暴れた後は穏やかに会見に臨んだ曙だったが、なぜか村上にだけはしきりに睨みつけるなど威嚇を繰り返し、村上は「曙さんにハマッてない。どうか殺さないで!」と懇願して会場の笑いを誘った。
舞台には彼らのほか、
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