映画監督日村×女優橋本愛の異色作「イロドリヒムラ」第3話

明日10月29日（月）深夜の連続ドラマ「ドラマNEO『イロドリヒムラ』」（TBS）第3話で、主演のバナナマン日村が映画監督「ラース・フォンデ・日村」役を演じる。

このドラマは毎週オムニバス形式で展開され、ゲスト女優や監督の顔ぶれが1話ごとに異なることが特色。今回はゲスト女優に注目の若手女優・橋本愛、監督に映画「宇宙兄弟」などで知られる森義隆を迎える。第3話のタイトルは「美しすぎる奇才の風景～密着60日 ラース・日村の映画術に迫る～」。日村に密着したドキュメンタリー形式でドラマは進んでいく。

日村は独創的な作風と確かな演出力で、国内のみならず海外からも高い評価を獲得。特に女優を徹底的に追い込みながらも、その魅力を最大限に引き出す手法“日村マジック”に定評がある。主演に新人女優の橋本愛（本人役）を抜擢し、新作映画「心はドブみたいに汚れて行く」の撮影を開始した日村。遠慮なしに橋本愛に罵声を浴びせ、徹底的に追い込んでいく。

作中のどこかに大西ライオンも本人役で出演するという今回。ドラマでありながら現実世界ともリンクしており、フェイクドキュメンタリーとも言えそうな異色作をぜひお楽しみに。

YouTubeのTBS公式チャンネルには第3話の撮影に臨む日村の様子や、前回第2話のメイキング動画などが掲載中。またお笑いナタリーでは日村の後輩・スカイラブハリケーンに「イロドリヒムラ宣伝部長」として、撮影の裏側を伝えてもらっている。意外なキャストの登場にも期待できそうだ。

ドラマNEO「イロドリヒムラ」

TBS 2012年10月29日（日） 24:20 ～ 24:59
＜出演者＞
ラース・フォンデ・日村：バナナマン日村
中村育二（ライオン男役）：中村育二
りりぃ（風おばさん役）：りりぃ
織本順吉（哲学爺さん役）：織本順吉
橋本愛（梨奈役）：橋本愛
ほか

スカイラブハリケーンのコメント

●「打ち上げに誘えない」

滝本：日村さんは今回、奇才と呼ばれている映画監督「ラース・日村」を演じます。ドSというか、ゲストの橋本愛さんを厳しく追い込んでいく役です。

桜井：第3話を担当する森義隆監督から「仲良くなったら困るから、カメラが回っていないところでは基本的に橋本さんと喋らないでください」と言われたらしいです。

滝本：だから「打ち上げに誘えない」ってボヤいてました（笑）。日村さん、楽屋とかで若干ブルーになってるんですよ。疲れと役柄のせいでしょうけど。

桜井：この役の感じだと、おそらく橋本さんに嫌われて終わりです（笑）。

●フェイクドキュメンタリー

桜井：第3話はアドリブも入れられる感じのフェイクドキュメンタリーなんですよね。

滝本：森監督自身、ドラマの中でメイキングのインタビュアー役で出演されています。でもドラマの監督なので「カット！」って言っても、日村さんと橋本さんには、それが本当のカットなのか、劇中のカットなのかわからない。森監督も「カット！……あ、今のは本当のカットです」って言ったりしてました（笑）。

桜井：「イロドリヒムラ」の本当のスタッフさんや僕らも、さりげなく演技とかしながら、普通にカメラに映ってます。撮影の背景が楽しめますよね。

●あの元ビビるの大内さんも出演

桜井：これは一番の見どころかも知れないんですけど、3話目には、あの元ビビるの大内さんが出るんですよ！ お笑いファン必見だと思います！

大内登（「イロドリヒムラ」プロデューサー）：橋本愛さんのマネージャー役です。セリフもありました。

桜井：大内さん、本番中に焦ってコケそうになってて「あ、そういう演技なんだな」と思って観てたんですけど、ただスタジオのくぼみにハマッて本当にコケてただけ、という（笑）。

大内：みなさんが大事に作り上げたところを、プロデューサーの僕が壊しそうになった、という非常に危険な感じです。

桜井：シリアスなシーンだったんですけど、日村さんは「ボケてきたんじゃないか？」という気持ちだったと思います（笑）。

大内：日村さんの背後で、ジャケットがいきなりバサッてなってるかも知れません。どこまで映ってるかわからないですけどね。

●日村は今回もカッコいい

滝本：日村さん、冒頭は自転車で登場するって言ってました。

桜井：今回もカッコいいです。ラース・日村はフランス生まれという設定で、セリフの中で名言を残す感じ。そこも気になるところです。

滝本：今後プライベートでご飯とか食べるときにその名言を引用していたら「あ、カッコつけてんな」と思うでしょうね（笑）。

桜井：第3話まで日村さんのキャラが全部違うので、今後どう彩られていくのか楽しみです。