「ピカルの定理」メンバーが水10昇格に意気込み

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バラエティ番組「ピカルの定理」(フジテレビ系)が4月から伝統の「水10」(毎週水曜22時)枠に昇格し、新メンバーとして千鳥、加賀美セイラ、西内まりやが加わる。昨日3月30日に新メンバーを迎えての会見が都内で行われた。

会見に出席した「ピカルの定理」メンバー。

会見に出席した「ピカルの定理」メンバー。

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会見に出席したのは、ピースモンスターエンジンハライチ平成ノブシコブシ、西内まりや、加賀美セイラ、渡辺直美という千鳥を除いたメンバー。それぞれが番組内での“ヒットキャラ”に扮しての登場となった。会見では、まず最初にピース綾部が「伝統の枠なのでうれしい反面、プレッシャーもあるんで、みんなで努力してたくさんの人に楽しんでもらえる番組を作りたい」と宣言。相方の又吉は「これを機にキャラ変更して日本のムードメーカーを目指します。学生時代は1学期は誰とも喋らずに2学期から人気が出てくるタイプだったんで……」と語り、「1学期がだいぶ長いんじゃない?」と周囲からツッコミが入ると、「大人の1学期はいちおう8年なので、10年後の僕に期待してください」とかわしていた。

また、モンスターエンジン西森が「いまは大阪から通っていて、水10の節目で東京に出てくることも考えないと……。それか新幹線の運転ができるようになるかどっちか」とボケると、相方の大林は「いままでは若い子がメインで見ていたと思いますが、もうちょっと大人の人も見てほしい。新しいメンバーとも一緒に面白いものを作って、ここにとどまらず、もっと上へ上へ行ければと思います」としっかりと締めた。ハライチは、「22時台では身体を張って番組に貢献したい」と岩井が語り、澤部は「全世代に見てもらいたい。“国民の弟”から“世界の弟”を目指します」と抱負を述べた。

平成ノブシコブシ徳井は「亀になろうと思ってます。ゆっくり歩いて最終的に1位を獲る」と意気込みを見せ、相方の吉村は現在構想中の新キャラとして、タートルネックから頭の先っちょしか出していない「ロバート・デ・ネーノ」や、ずっとバスを待っている「待つ新太郎」のほか、「お寺座の怪人」「しすぎ雅之」「マイケル寂聴」などを次々と披露。全員から「ダジャレ並べてるだけだろ」と総ツッコミを受けていた。コント初挑戦の加賀美は「光栄に思っています。この番組を通してたくさんの人たちに笑顔を届けたい」とコメント。西内は「もともと大好きな番組だったので、自分が出るって聞いたときは息ができないくらい固まった」とメンバー入りへの喜びを語った。

この日の会見でもセンターに座った番組屈指の人気キャラ“白鳥美麗”でCDデビューを果たしている渡辺直美は、「まだまだ腕が足りない若手芸人ですので、温かい目で見ていただきたい」としおらしいコメントで締めたかと思いきや、「見ている方々にケンカを売るつもりで」と続けて笑わせた。

枠移動後の「ピカルの定理」は、毎週水曜22時から放送。初回の4月11日(水)は21時から2時間スペシャルとなり、天海祐希、片瀬那奈、嘉門達夫らがゲスト出演するほか、人気コント「ビバリとルイ」には郷ひろみも登場する。

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