本日5月28日、東京大学の本郷キャンパス赤門総合研究棟にて「
バラエティ番組のガサ入れ企画でカバンの中に写経ノートが入っているのがバレたことをきっかけに、仏教関係の仕事が舞い込むようになったという哲夫。2009年には般若心経の解説本「えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳般若心経」、昨年2010年には「見たら必ず行きたくなる 笑い飯哲夫のお寺案内DVD」が発売されている。
今回の講義で哲夫は「そこまで詳しくないので……」と謙遜しつつも、ミニコントや下世話な喩え話などを交えながら、お笑い要素満載で仏教について熱弁。仏教のあり方を「『神なき宗教』と言われる。比較的哲学に近い」などと真摯に語ったほか、「コーヒーをこぼす。だからズボンにシミができる。これが『因果応報』」と語るなど、ブッダの教えを噛み砕いて解説していた。
数々の仏像については「煩悩」をキーワードに、スクリーンを用いて入念に紹介。「大日如来さまは寸止めパンチをもらっても温和な顔をしとる」「観音菩薩さまはオシャレ欲が出とる」などと、仏像の楽しい見方を次々と提示した。
講座も終盤に差し掛かったところで、哲夫は般若心経について「ここからここまでが観音菩薩さまの発言。ブッダはその横で話を聞いとるんです」とその初歩的な読み解き方を説明。残り時間が少なくなったところで「詳しい説明はこの本に載ってます」と自著「えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳般若心経」を持ち出し、宣伝がてらに講義をきっちり締めくくっていた。
東大の学園祭・五月祭の開催期間中ということもあり、一般客も無料で聴くことができたこの講座。終了後に哲夫は「仏教という題材を使っていかにボケられるか。お笑いのステージだと思ってやりました」と心境を明かし、「お客さんはみなさん頭がいいから、よく話を聞いてくれた。ようウケる」と手応えを感じている様子だった。
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