バッファロー、リットン藤原ら「80年代プロ野球」語り継ぐ

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11月20日(土)深夜、特別番組「俺たちのプロ野球伝説」(中京テレビ)が放送される。

「俺たちのプロ野球伝説」に出演するバッファロー吾郎、リットン調査団・藤原、徳光正行、川村ゆきえ(左から)。

「俺たちのプロ野球伝説」に出演するバッファロー吾郎、リットン調査団・藤原、徳光正行、川村ゆきえ(左から)。

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これは、80年代プロ野球の魅力を掘り下げ、現在のプロ野球界に一石を投じるトークバラエティ番組。巨人ファンのバッファロー吾郎・竹若がMCを務めるほか、阪神ファンのバッファロー吾郎・木村、千葉ロッテマリーンズファンのリットン調査団・藤原、巨人ファンの徳光正行、横浜ベイスターズファンの川村ゆきえが出演する。

番組収録は野球好きの聖地とも言われる東京・四谷三丁目の居酒屋「あぶさん」で行われた。今年2010年の日本シリーズをマリーンズが制したばかりとあって、トークはマリーンズファン・藤原の体験談からスタート。藤原は「俺の体内にこんなに水分があったのかと。飲んだ酒が全部涙に変わった」と日本一の余韻に浸っていた。

野球トークはサブローから門田博光まで、具体的な選手名を挙げながらの「4番論」「エース論」などで大盛り上がり。「80年代ホームラン数ベスト3」「80年代勝利数ベスト3」といった独自データや懐かしの助っ人外国人選手をネタに話は尽きない。途中からは横浜ベイスターズとヤクルトスワローズの応援団のファンも合流し、弱小球団を応援する喜びをわかち合っていた。

番組の最後には、80年代に活躍した選手の中からベストナインを選出。「お客が呼べそうなベストナイン」など、とある共通点をもとにしたさまざまなタイプのベストナインが選出されている。80年代プロ野球の伝説を掘り起こす貴重な試みを、番組が視聴できる地域のプロ野球ファンはぜひお楽しみに。

出演者コメント

──2010年の日本シリーズは第8戦までもつれこんだ末、千葉ロッテマリーンズが中日ドラゴンズを下して見事日本一に輝きました。そこでみなさんの思い出に残っている「懐かしの日本シリーズ」を教えてください。

木村:やっぱり阪神の日本一(1985年)が嬉しかったですね。印象的でした。

竹若:同じですね。街自体もひっくるめて、関係ない人も巻き込んでましたからね。

藤原:巨人と日本ハムの日本シリーズ(1981年)には、子供心に「ぜんぶ後楽園球場やん!」とツッコみました(全試合が同一球場で開催された唯一のシリーズ)。あと「江夏の21球」(1979年)。あれ、実は大阪球場で開催されたんですよね。そのほうが観客いっぱい入るから。近鉄の本拠地の藤井寺球場は使わなかったんです。「南海の球場なのに違うところの日本シリーズやってるなー」とすごい悔しい思いをしました(藤原はもともと南海ファン)。その2つですね。

徳光:巨人が西武に4タテされたでしょう(1990年)。で、それから2002年に巨人が西武を4タテで倒したんですよ。原監督の就任1年目。巨人にとって倒す相手はもう西武しかない。こないだ2年前(2008年)の日本シリーズも4勝3敗で負けました。巨人はいつなんどきでも西武に勝って日本一にならなきゃいけない。それで4タテ食らった後、4タテしたのは嬉しかった。

川村:ベイスターズ優勝(1998年)のときの「ハマの大魔神」とか、女の子でも耳にする凄い選手だったんだな、というイメージが強いです。キャッチフレーズって横浜はまだ根付いてる感じがします。「ハマの番長」とか。

木村:横浜は多いですね。「スーパーカートリオ」もそうやし。

藤原:昔の野球ネタはいくら時間があっても語り尽くせませんね。

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