裸一貫でデビュー、安達P渾身の“みんなのアイドル”誕生

昨日6月13日に渋谷・ヨシモト∞ホールにて「安達健太郎プロデュース『アイドルグループ』結成緊急記者会見！ライブ」が開催された。

会見の司会はブロードキャスト房野が務め、まず今回の主催者であるカナリア安達プロデューサーと出資者であるオーナーのパンサー菅を紹介。安達Pは、立ち見がでるほどの盛況ぶりに、「これもボン溝黒のおかげ」と感謝の意を表した。続けて、「みなさんのための素晴らしいアイドルができました」と力強くコメント。菅も、「戸惑いはあったが、古くからの付き合いなので」と安達Pの熱意に打たれたことを明かした。

満を持して登場したのは、パンツ一丁の御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイ、ジャングルポケット太田、パンサー向井、パンサー尾形、マヂカルラブリー野田クリスタル、ミルククラウン・ジェントル、ブロードキャスト吉村の7人。緊張した面持ちながらも、観客に初々しい笑顔を振りまいた。

質疑応答では、「キューティ」記者のミルククラウン竹内と、「月刊もんじゃ」のジャングルポケット武山から次々と質問が。アイドルお決まりの「ライバルは？」という質問には、メンバーが口をそろえて「吉本芸人アイドルのDOIやKABUTOは眼中にない」と余裕のコメントを連発した。するとプロデューサーの安達が「5GAPを倒そうと思って（このグループを）立ち上げた。5GAPに追いつけ追い越せです」と爆弾発言。このことを初めて知ったメンバーたちは、急に出てきた5GAPの名前に戸惑いを隠せない様子だった。さらに安達Pは、目標を武道館や東京ドームではなく、シアターブラッツに置いていることを発表。「なんとか僕の力でみんなをブラッツに連れて行きたい！」と声を大にして語る安達Pを見たメンバーは目を丸くさせたものの、最後にはブラッツに向けて気持を1つにしていた。

肝心のグループ名と衣装に関しては、安達Pが「彼らは“会いに行けるアイドル”“お客様が作るアイドル”なんです。よって、皆様のアンケートでグループ名と衣装を決めます！」と今回最大のコンセプトを発表。「アンケート、衣装を送ってください！」と頭を下げた。

すると突然、会場後方から「ちょっと待ったー！」と怒声が。そこには、エリートヤンキー橘、マヂカルラブリー村上、御茶ノ水男子・おもしろ佐藤が安達Pを睨み付けながら仁王立ちで立っていた。「俺たちは芸人になりたくて吉本興業に入ったんじゃない！メンバーに入りたい！」と訴える彼らに、安達Pは非情にも「君たちのようなクズに用はない。今すぐ立ち去れ！」と宣告。すると激情した3人は隠し持っていたナイフを取り出し安達Pめがけて客席を駆け下りた。会場から悲鳴と笑い声が起きる中、突如轟いた銃声。なんと、オーナーの菅がゴルフバッグに忍ばせていたライフルで3人を撃退したのだった。

こうして平和が訪れた会場では改めて第2部がスタート。安達P作詞・作曲の本格的なデビュー曲「ミルキーウェイ」をメンバーたちは力一杯披露した。観客からのアンコールもあり、華々しいスタートを切ったこの新たなアイドルグループ。次に舞台に登場する際は名前も決まり、衣装を着た姿を披露する予定だ。なお、次回ライブ日程は今のところ未定となっている。

会見一問一答

──メンバー同士の第一印象を、代表して1名の方お答えください。

ノックン：誰が一番最高かって？ みんな最高だよ！

──ライバルは？

全員：どい（DOI）？ よろい（KABUTO）？ あんなの目じゃないよ。NEWSしか見てないね。

ジェントル：大福コンビ（グランジ佐藤とLLR福田）は舐めちゃいけないかもね。

ムックン：オレたちはオレたちなりにってことさ！

ノックン：敵がいるならかかってこいってことさ！

──メンバーは今後どうなっていくのですか？

安達：増え続ける一方です！ 最終的には武道館をメンバーで埋めます。

──なぜこのメンバーが選ばれたのですか？

安達：一言で言うと目です。アイドルと芸人を天秤にかけたらアイドルに傾くような。惜しくもオーディションで落ちた人もいます。オーナーと最後まで喧嘩になりましたね（笑）。

──それは誰ですか？

安達：言えません。

──教えてください！

安達：5GAP久保田です。