廃校前の女子高生たちに思い出を、50円新喜劇が来校

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昨日12月27日に長野県松本市の松本松南高等学校にて「50円新喜劇」が上演された。

新喜劇メンバーと青山誠校長、新喜劇に出演した3人の生徒による記念撮影。終演後は、各クラスごとに新喜劇メンバーとの記念撮影も行われ、生徒たちは廃校という悲しい思い出とともにに忘れられないいい思い出もできたようだ。(c)吉本興業

新喜劇メンバーと青山誠校長、新喜劇に出演した3人の生徒による記念撮影。終演後は、各クラスごとに新喜劇メンバーとの記念撮影も行われ、生徒たちは廃校という悲しい思い出とともにに忘れられないいい思い出もできたようだ。(c)吉本興業

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これは、吉本新喜劇50周年の記念公演として50円で新喜劇公演を行うというもの。9月に行われた会見にて決定した場所は、2009年度いっぱいで廃校が決定しているという同校だった。

会場には開演1時間前から行列ができるほどの盛況ぶりで、110名の生徒を含め保護者や関係者約1000人が集まった。歓迎ムードで始まった公演では、石田靖座長、藤井隆山田花子ら計13名が「男女十三人冬物語」と題したお決まりのドタバタ劇を展開。芝居には、学校を代表して3人の生徒も出演した。爆笑に次ぐ爆笑の中、女子高生の黄色い声援が飛び交い、約1時間にわたる新喜劇は生徒たちの好演もあって大成功に終わった。

終了後には、生徒から座員に対して、感謝の手紙、花束贈呈、プレゼントなど、心づくしのおもてなし。これには座員全員から喜びの声があがった。新喜劇に出演した生徒の1人北原菜実さんは「緊張しすぎて、舞台が始まる前に泣いてしまったけど、新喜劇の皆さんが励ましてくれたのでうれしかった」とコメント。青山誠校長も「忘れられない公演になりました。すばらしかった!いい思い出になりました」と感無量といった様子だった。

まさに「学校」と「よしもと」が協力し一つとなって作りあげたこの公演。会場の観客や生徒たちの中には涙を流す人たちもあり、思い出深い公演となったようだ。

新喜劇座員のコメント

石田靖(座長):(生徒さんにとっても)ぼくらにとってもいい思い出になりました。出演した生徒たちが一番笑いをとっていましたね(笑)。

藤井隆:ありがとうございました!皆さんのおかげで、温かい公演ができました!

未知やすえ:最後の感謝の手紙にうるっとしました。夢を持って、元気な生徒さんにパワーをもらいました。本当に、新喜劇はいいな、笑いはいいなと改めて感じました。

池乃めだか:新喜劇が放送されていない所での公演は勉強になります。初めて見た方でも、面白いものは面白いとわかっていただけたのでは。

山田花子:ライバル(出演した生徒さん)出現です!

松本松南高等学校生徒からの感謝状

卒業すると同時に、母校・松南高校はなくなってしまうことを思うと、悲しさ、さみしさでいっぱいですが、吉本新喜劇が学校に来て下さり、忘れられない思い出を残していただきました。新喜劇の皆さんからの励ましや元気を糧にがんばっていこうと思います。本日は本当にありがとうございました。

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