お笑いナタリー

アルコ&ピースが太田プロ「月笑」初の年間王者に、タイムマシーン3号倒す

1031

太田プロライブ「月笑」の年間チャンピオンとなり、抱擁するアルコ&ピース(中央)。

太田プロライブ「月笑」の年間チャンピオンとなり、抱擁するアルコ&ピース(中央)。

太田プロライブ「月笑(ゲツワラ)」のクライマックスシリーズが昨日12月12日に東京・新宿明治安田生命ホールにて開催され、アルコ&ピースが初の年間チャンピオンに輝いた。

「月笑」は太田プロで一番面白いネタをする芸人を選ぶライブ。今年2016年は毎月実施されている「月笑」の戦績をふまえ、アルピー、タイムマシーン3号トップリードの3組がチャンピオン候補となっていた。昨日のライブでは、セミファイナルでトップリードを倒したタイムマシーンがファイナルでアルピーと激突。タイムマシーンは漫才で存分に実力を発揮したが、アルピーはほかの芸人や自身の家族などの固有名詞を巧みに織り込んだネタで会場を笑いの渦に巻き込んだ。

客席投票の結果、アルピーの優勝が発表されると2人は抱擁して喜びを分かち合う。酒井は手にした優勝トロフィーを高らかに掲げて勝利をアピール。平子は「結果として優勝したのは僕たちですけど、いいライバルに恵まれた。太田プロの芸人たち、みんなの優勝じゃないかって思うんですよ! 違いますか!」と吠えて客席の爆笑と拍手を浴びた。

ライブ終了後に記者取材の時間が設けられ、平子は「果たして漫才なのかコントなのかというジレンマがある」というネタについて「少し前までは、お客さんに伝わらずとも自分たちの世界観を貫こうという姿勢が強かった。でも、固有名詞だろうがなんだろうが、笑えば勝ちなんです」と解説する。この話を受けて酒井が「プロレスで例えたら、椅子でも机でもなんでも引っぱり回してぶん殴りますよ。場外乱闘です」と続けると、平子も「せっかくリングの下に武器がいっぱい転がっているのに、カッコつけて使わない状態が続いていた。今はなんでもやりますよ。斜に構えたことは子供2人できてからやめました(笑)」と話した。

来年以降の目標を記者に尋ねられた際には、酒井が「M-1グランプリ」や「キングオブコント」の優勝、さらに「月笑」の連覇を威勢よく宣言したものの「でも『R-1ぐらんぷり』は無理だな。『M-1グランプリ』も普通に考えたら無理かも」と少しずつ冷静になっていく。平子は「『M-1グランプリ』決勝で3位くらいになって、急に忙しくならずに、いい感じにスーッといきたい。ネットでのウケもフワッとよくて」と語り、酒井も「いつの間にかMCやってる、みたいな。(月笑の優勝は)“徐々に”の第一歩目かも知れない」とまとめた。

なお昨日のライブは彦摩呂らがMCを務める中、「月笑」に年間を通して出演してきた多くの芸人や、山田邦子松村邦洋柳原可奈子といったゲストのネタでも大盛り上がり。エンディングには横山由依(AKB48)がプレゼンターとして登場した。来年2017年の次回「月笑」は2月13日(月)に新宿明治安田生命ホールにて開催される予定だ。

お笑いナタリーをフォロー