ナタリー PowerPush - SINGER5

個性派アーティストたちが真剣演技! 伝説の舞台「SINGER5」を徹底解剖

2009年9月29日(火)「ベリーイージーライダー」
キャスト:斉藤和義 / 斉木しげる / 石井正則

あらすじ

アメリカの荒野をバイクで旅する兄弟、ジョージとマイケル。道中で出会ったギター男にちょっかいを出したり、オンナの話に花を咲かせたりと楽しそう。しかし、お気楽兄弟ライダーには、秘密の旅の目的があった……。斉藤和義主演で贈る、ロードムービー風ストーリー。

斉藤和義コメント

斉藤和義

──「SINGER5」に出演してほしい、と最初に言われたとき、どう思いましたか?

演技がないならいいけど、と。

──実際に出演してみての感想をお聞かせください。

演奏するタイミングがヒヤヒヤでした。

──ナタリーを見ている音楽ファンに、「SINGER5」の見どころを教えてください。

エリーの頭のオカシサかな。

「ベリーイージーライダー」演奏曲目

空に星が綺麗 / 砂漠に赤い花 / BAD TIME BLUES / Bitch! / 裸の俺様 / 君の顔が好きだ / アメリカ / Mojo Life / 劇的な瞬間 / どうしようもない哀しみに / 古いラジカセ

キャストプロフィール
斉藤和義

1966年栃木県出身のシンガーソングライター。大学時代から曲作りを開始し、1993年「僕の見たビートルズはTVの中」でメジャーデビューを果たす。シングル「歩いて帰ろう」が子供番組「ポンキッキーズ」で注目を集め、その後も「歌うたいのバラッド」「ウエディング・ソング」「ずっと好きだった」といった名曲で多くのファンを獲得。どこか愛嬌のある飄々としたキャラクターも、男女問わず広く愛されている。

斉木しげる

1949年静岡県生まれ。1971年に劇団・表現劇場を旗揚げ。その後、当時のメンバーである大竹まことときたろうとシティボーイズを結成。現在は舞台、テレビ、映画などで幅広く活躍する。

石井正則

1973年神奈川県生まれ。1994年にお笑いコンビ「アリ to キリギリス」を結成。「タモリの超ボキャブラ天国」などへの出演を機に人気を博す。1999年にドラマ「古畑任三郎」に出演して以降は俳優としても活躍中。

2009年9月30日(水)「ウクレレを弾く女」
キャスト:つじあやの / 北村有起哉

あらすじ

自暴自棄の画家・ガスパールのもとに、奇妙な依頼が舞い込む。「音楽を感じるような絵が欲しい。お題は『ウクレレを弾く女』」。ガスパールが振り返ると、そこにはウクレレを手にした女が。彼女は一体何者なのか。そして絵の依頼主とは誰なのか? つじあやのの朗読が味わい深いミステリアスな作品。

つじあやのコメント

つじあやの

──「SINGER5」に出演してほしい、と最初に言われたとき、どう思いましたか?

まさに寝耳に水でした。いやいや何するん? 私。無理やで~って思った。

──実際に出演してみての感想をお聞かせください。

いや~とにかくエリーさんの言うとおりにやったつもりなんですが、どうなんやろう? 大丈夫か? と、いまだに不安。

──ナタリーを見ている音楽ファンに、「SINGER5」の見どころを教えてください。

大宮エリーの才能がドン!って感じです。それぞれのアーティストの出演のしかたがとにかく楽しいと思います。

「ウクレレを弾く女」演奏曲目

あの子のしあわせ / 月が泣いてる / 真夜中の散歩道 / 揺れる夜、愛に抱かれて / 春の陽ざし / 虹 / Sweet Happy Birthday

キャストプロフィール
つじあやの

1978年京都生まれ。インディーズでの活動を経て、1999年9月にミニアルバム「君への気持ち」でメジャー進出。眼鏡をかけたルックスとウクレレ弾き語りという独特のスタイルが話題に。2002年にスタジオジブリの映画「猫の恩返し」主題歌に「風になる」が起用され、お茶の間にもその名前が浸透。他アーティストとのコラボレーションにも積極的で、これまでに10-FEET、BEAT CRUSADERS、山田将司(THE BACK HORN)らと共演している。また不定期で開催しているウクレレ教室も好評を博している。

北村有起哉

1974年東京都生まれ。1998年に舞台「春のめざめ」、映画「カンゾー先生」に出演し俳優デビュー。以降、舞台、映画、テレビなど幅広く活躍している。

2009年10月1日(木)「酒とタバコと男と男」
キャスト:EGO-WRAPPIN' / 八嶋智人 / 音尾琢真

あらすじ

名物バンドの演奏が流れる、とあるバー。店内には、哲学者と先生と生徒、マッチョな黒人とブロンドの女、ゲイの中年カップルなど個性的な客がずらり。そんな一見平和なバーの風景を、ある事件が変えていく……。

EGO-WRAPPIN'コメント

EGO-WRAPPIN'

──「SINGER5」に出演してほしい、と最初に言われたとき、どう思いましたか?

中納良恵 エリーええやつやなあ♡ ありがとうなあ♡ と思いました。

森雅樹 単純に嬉しかった。エリーと呑めたし。

──実際に出演してみての感想をお聞かせください。

中納良恵 初めての経験だったのでとても新鮮でした。刺激的でした。

森雅樹 出演者、皆アツい人達ばかりで良い人ばかりでやって良かったです!

──ナタリーを見ている音楽ファンに、「SINGER5」の見どころを教えてください。

中納良恵 役者さんの演技力。きゅんとするストーリー。新しいミュージカル。

森雅樹 どれも味わい深い役者さんやミュージシャンなので面白いです。コメディのようなヒューマンのようなきわどい所がたまらない。エリー最高!

「酒とタバコと男と男」演奏曲目

Rendezvous under the moonlight / あしながのサルヴァドール / BIG NOISE FROM WINNETKA / 天国と白いピエロ / くちばしにチェリー / レモン / finger / サイコアナルシス / 下弦の月 / a long song

キャストプロフィール
EGO-WRAPPIN'

1996年に大阪で結成された、中納良恵(Vo, 作詞 / 作曲)と森雅樹(G, 作曲)の2人からなるユニット。初期のジャズや昭和歌謡をベースにしたサウンドが魅力で、2000年にリリースした「色彩のブルース」がロングヒットを記録し全国区に躍り出る。2001年より毎年12月に東京キネマ倶楽部にてライブイベント「Midnight Dejavu」を開催。10周年を迎えた2010年には、10日連続公演を行い大成功を収めた。

八嶋智人

1970年奈良県生まれ。1990年に劇団カムカムミニキーナの旗揚げに参加。看板役者として活躍する一方で、ドラマ、映画などでも幅広く活躍。コミカルな役柄に定評がある。

音尾琢真

1976年北海道生まれ。1997年より演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーとして活躍。代表作にドラマ「相棒」、映画「river」などがある。