音楽ナタリー PowerPush - ニコナタ(音楽)フラワーカンパニーズ&BLUE ENCOUNT

「ロック兄弟」配信スタジオに潜入!

2013年10月からニコニコ生放送で配信中のレギュラー番組「ロック兄弟」。毎回多彩なアーティストがゲストとして登場し、MCの田中美里とともに、ときに熱い音楽談義を繰り広げ、ときにパネルトークやゲームを満喫。意外な素顔を見せてくれる。

ニコニコ動画とナタリーのコラボレーション連載「ニコナタ」ではフラワーカンパニーズとBLUE ENCOUNTが生出演した1月21日の「ロック兄弟#116」のスタジオに潜入。配信現場の模様をレポートするとともに、配信終了後のフラカン、ブルエン、そして田中のインタビューを実施した。

取材・文 / 成松哲 撮影 / 上山陽介

 
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「ロック兄弟#116」レポート

配信スタジオにまず登場したのは番組MC・田中美里とアシスタントを務める秋山貴英(CHERRY NADE 169 / B)の2人。前回配信分でニコ生の来場者数が100万人を突破したことを祝し、番組が縁で制作された田中とCHERRY NADE 169のコラボ曲「アカリ」を“宇宙初公開”した彼らが「ロック兄弟!」と声を合わせ、ニコ生視聴者が「ロック兄弟!」と大量にコメントしたところから番組はスタートした。

直後さっそくスタジオに招き入れられたのは、昨年結成25周年を迎え、配信当日の1月21日にニューアルバム「Stayin' Alive」をリリースしたフラワーカンパニーズ。以降、番組は25年のキャリアのうちに打ち立てられた「フラカン伝説」を検証しながら進行していった。

ところが当のフラカンの面々は“レジェンド”扱いなどどこ吹く風。田中が「メンバーチェンジなしで25周年!」とその“偉業”を讃えても、グレートマエカワ(B)は、20歳の頃たまたま4人でリハスタに入ることになり、その後も「来週もやろうか」とスタジオに入り続け、それが「ライブやろうか」に変わっただけ、と成り行き任せの結成秘話を公開。鈴木圭介(Vo)も「当時はカラオケボックスがなかったから、完全にカラオケ感覚」と笑顔でダメを押す。また田中にマッシュルームカットのマエカワが印象的な1998年当時のアーティスト写真を紹介されると、竹安堅一(G)が「『THE COLLECTORSっぽい』って」とニコ生視聴者のコメントに乗っかり、彼女と視聴者たちの爆笑を誘っていた。

「ロック兄弟#116」の様子。

しかし話題が「アルバム『Stayin' Alive』リリース」に及ぶと、4人は“アーティスト”フラカンモードに。「Stayin' Alive」を「ずっと聴いていたくなるアルバム」と評する田中が、収録曲の中でもブライトなメロディに乗せて日々の生活につまづきながらも前進する男の姿を歌う「星に見離された男」が好きだと語ると、鈴木が「45歳というメンバーの年齢も相まって、悲しくもあり楽しくもありという楽曲が増えてくる」と近年の作風を解説。さらに斉藤和義との共作曲「この世は好物だらけだぜ」についてミスター小西(Dr)が「斎藤くんとライブを一緒にやるだけでも刺激だらけだっただけに、1日一緒にレコーディングしたときに受けた刺激は大きかった」と、FM802とのコラボ曲「ファンキーヴァイブレーション」についてマエカワが「鈴木に幸せって言葉を使ってほしかった」と各曲の制作エピソードを明かした。

「ロック兄弟#116」の様子。

そして「皆さんにここで初体験をしていただきたいんですけど」と田中が取り出したセルカ棒を使って“40代半ばにして初めての”自撮りを体験。さらにダンスを得意とする彼女が、アルバムリードトラック「short hopes」で踊る「TORA!虎!トライ!!」映像を鑑賞したところでゲストコーナーは終了。フラカンの4人は笑顔でスタジオをあとにした。

番組後半戦、田中はまず3月26日、東京・新宿LOFTで行われる番組主催のライブイベント「R-BROS.FEST 2015~夜桜満開篇」にOKAMOTO'SとDOESが出演することを発表(その後、Galileo Galileiの出演も決定)。そしてこの日2組目のゲストBLUE ENCOUNTをスタジオへと迎え入れる。つい数時間前までライブイベントに出演していたという4人はステージでの興奮そのままにテンション高くスタジオに姿を現した。

田中の「グッとくる女の子の職業は?」という質問に、田邊駿一(Vo, G)が「受付嬢」、高村佳秀(Dr)が「看護師」、江口雄也(G)が「スタバの店員」、辻村勇太(B)が「レースクイーン」とそれぞれ妙に生々しい回答をしたところからブルエンのゲストコーナーは幕開け。4人と田中はまず1月28日リリースのメジャー1stシングル「もっと光を」の話題で盛り上がる。

「ロック兄弟#116」の様子。

ブルエンの4人はシングル収録曲を全曲解説。表題曲について「身体中にあふれる、ライブを観に来てくれる人への思いを放出したくて30分で詞を書き上げた」、カップリングの「ワナビィ」について「お客さんがいなかった頃の自分の姿、苛立ちを包み隠さず歌おうと思った」と、それぞれの楽曲に込めた思いを熱く語り出す。しかし、スタジオのムードは和やかそのもの。「もっと光を」のビデオクリップ鑑賞中、映像中で黒いジャケットに丸メガネ姿になった田邊に向かって「ハリー・ポッターみたい」とツッコミコメントが飛び出せば、江口がすかさずそれを読み上げる。続いて初回限定盤付属の特典にDVD収録されるライブのバックステージ映像が流れ出すと中学生男子のようにふざけあう4人の姿を改めて目の当たりにした辻村が「『裏映像』っていう触れ込みだったはずだけど、裏でもなんでもないな、これ」、田邊が「今、こうやって仕事をしている僕たちと何が違うんだろう?」と首をひねっていた。

そして「NEVER ENDING STORY」のライブ映像が流れたあとには企画コーナー「『もっと光を』リリース記念『もっと○○を』三番勝負」が行われる。これは田邊&高村ペアと、辻村&江口ペアに分かれ、ゲームで対決するというもの。まずは両チームを代表して高村と江口がアイマスクを装着して「箱の中身はなんだろな?」に挑戦。さらに4人がそれぞれ日本エレキテル連合の似顔絵を記憶だけを頼りに描き、その腕前をニコ生視聴者に問う画力対決が行われた。結果は田邊&高村ペアの2連勝。3本目の勝負を待つことなく敗北が確定した辻村と江口が「もっと野菜を」と青汁を一気飲みさせられる罰ゲームを受け、「土食ってるみたい」という2人の“名言”とともに、ブルエンの4人はスタジオをあとにした。

「ロック兄弟#116」の様子。「ロック兄弟#116」の様子。

その後、1月28日にアルバム「TIME」を発表したKANA-BOONに田中が直撃するインタビュー映像が配信され、番組は大団円。スタジオにカメラが戻ると、田中が「これからもみんなが新しい音楽、知らなかったアーティストと出会える場であってほしいなって思います」と改めて番組に対する思いを明かし、この日の「ロック兄弟」を締めくくった。

「ロック兄弟」

ロック兄弟

2013年10月からニコニコ生放送で配信中のレギュラー番組。MCを務める田中美里が毎回さまざまなアーティスト・バンドを迎え、その音楽性に迫るほか、ゲームやクイズなどの企画に挑戦するバラエティあふれるプログラムで現在までに累計100万視聴者を集める。

2月18日(水)配信分にはFLOW、DOES、a flood of circleが生出演。FLOWには2月25日にアニメ関連楽曲を集めたベスト盤「FLOW ANIME BEST 極kiwami」をリリースするFLOWがスタジオ生出演。アルバムの聴きどころと、近日開催される全国&南米ツアー「FLOW WORLD TOUR 2015極」の見どころを聞く。また3月26日に東京・新宿LOFTで開催される番組発のイベント「R-BROS.FEST 2015~夜桜満開篇」に出演するDOESには同イベントに賭ける意気込みを、a flood of circleには現在展開中の全国ツアー「Golden Time Rock’n'Roll Show」の様子を尋ねるインタビューも実施される。そのほか配信当日に1stシングル「季節は次々死んでいく」をリリースするamazarashiの特集企画なども用意。

#118 放送日時

2015年2月18日(水)20:00~

R-BROS.FEST 2015~夜桜満開篇

「R-BROS.FEST 2015~夜桜満開篇」は「ロック兄弟」が主催するライブイベント。3月26日に東京・新宿LOFTで開催され、当日はOKAMOTO’S、Galileo Galilei、DOESという番組ゆかりの3アーティストが、田中美里のMCのもと熱いライブパフォーマンスを繰り広げる。

チケットは2月21日より一般販売。

公演日時

2015年3月26日(木)東京都 新宿LOFT

<出演者>
OKAMOTO’S / Galileo Galilei / DOES / 田中美里(MC)

フラワーカンパニーズ

フラワーカンパニーズ

1989年4月に鈴木圭介(Vo)、グレートマエカワ(B)、竹安堅一(G)、ミスター小西(Dr)の4人により名古屋で結成されたロックバンド。地元・名古屋を拠点とした精力的なライブ活動を経て、1994年に上京。1995年にアルバム「フラカンのフェイクでいこう」でメジャーデビューを果たす。以後、2000年までに6枚のフルアルバム、1枚のミニアルバム、12枚のシングルを発表。翌2001年にメジャーレーベルを離れ、活動の場をインディーズに移す。その後も「発熱の男」「東京タワー」「世田谷夜明け前」「脳内百景」といった名作を連発。特に2004年に発表されたシングル「深夜高速」は、ファンのみならず多くのロックファンから愛され続けている。2008年11月、7年8カ月ぶりにメジャー復帰。バンド結成20周年を迎えた2009年には「深夜高速」をさまざまなアーティストがカバーしたコンピレーションアルバム「深夜高速 -生きててよかったの集い-」のリリースや、11年ぶりの日比谷野外大音楽堂ワンマンライブなどで注目を集めた。2010年1月には結成20周年を記念した初のオールタイムベストアルバム「フラカン入門」を発表。同年3月発売のシングル「元少年の歌」は映画「誘拐ラプソディー」の主題歌に起用され話題となった。そして2013年にはオリジナルアルバム「ハッピーエンド」を、2015年1月には「Stayin' Alive」をリリースした。

フラワーカンパニーズ ニューアルバム「Stayin' Alive」
2015年1月21日発売 / Sony Music Associated Records
フラワーカンパニーズ「Stayin' Alive」初回限定盤
初回限定盤 [CD+DVD]
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フラワーカンパニーズ「Stayin' Alive」通常盤
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BLUE ENCOUNT(ブルーエンカウント)

BLUE ENCOUNT

田邊駿一(Vo, G)、江口雄也(G)、辻村勇太(B)、高村佳秀(Dr)の4人からなるロックバンド。2007年、田邊、江口、高村が地元熊本でバンドを結成し、2009年に3人の進学先である都内の音楽専門学校で辻村と出会い現体制となる。2010年の1stミニアルバム「the beginning of the beginning」を、2012年には2ndアルバム「HALO EFFECT」をリリース。「HALO EFFECT」収録の「HALO」がYouTubeで150万回以上再生されるなど、この頃よりライブハウスシーンで頭角を現すように。2013年にはライブ会場限定CD「SIGNALS」やミニアルバム「NOISY SLUGGER」、MY FIRST STORY、SWANKY DANK、AIR SWELLとのスプリットアルバム「BONEDS」を発表。年末には初のワンマンツアー「NEXT DESTINATION」を開催し、全公演ともソールドアウトさせている。2014年2月に初のフルアルバム「BAND OF DESTINATION」をリリースした。同年9月にキューンミュージックより4曲入りCD「TIMELESS ROOKIE」でメジャーデビュー。2015年1月にシングル「もっと光を」を発表した。

BLUE ENCOUNT ニュ―シングル「もっと光を」
2015年1月28日発売 / Ki/oon Music
BLUE ENCOUNT「もっと光を」
初回限定盤 [CD+DVD] / 1544円 / KSCL-2536~7
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通常盤 [CD] / 1258円 / KSCL-2538
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CHERRY NADE 169×田中美里 コラボシングル「アカリ」
2015年3月4日発売 / SMALLER RECORDINGS
500円 / SLRL-92169
田中美里 デビューシングル「Go Forward」
2015年1月30日発売 / SMALLER RECORDINGS
500円 / SLRL-92019
CHERRY NADE 169 ニューアルバム「HANDWINK」
2015年2月4日発売 / moonblan records
2000円 / MOCL-20
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CHERRY NADE 169「手と手と目と目で伝えまツアーファイナルワンマン!!!」
2015年3月28日(土)東京都 TSUTAYA O-Crest