「こんなやつがいたらウザいなあ」というキャラ作り（白濱）

──白濱さんは、バーニーという役をどのように作り上げていきましたか。

白濱　マイティーが出てきたのは、ドラマ版シーズン1の10話目で。その時点ですでにキャラクターもいっぱい出てきていたので、どうしようか悩みましたね。自分の理想像はあったんですが、それだと他の人と似ちゃうなっていう心配があって。そこから外見はもちろん、中身の面でも自分から裏設定を作って個性を出そうとしました。マイティーのキャストにはELLYさん、ANARCHYさん、SWAYさん（野替愁平）っていうプロのラッパーが3人もいて、ライブシーンもたくさんあるので、その中で自分はどうすべきか考えて。僕はラッパーでもないので、自分から「バーニーをDJにしたいです」って提案させてもらいました。僕自身、見た目もイカつくないし喧嘩も強く見えないので「機械や頭を使って戦うタイプがいいです」とも言って。

──白濱さんは、「ひるなかの流星」で主人公に恋するイケメン男子高校生役を演じていましたが、バーニーはSWORD目線で言うとヒール役に当たりますよね。正反対とも言える役柄だと思うのですが。

白濱　別次元のキャラクターですよね。いろんな役を演じるっていう意味では、僕としてはどちらも楽しいです。バーニーは意外とそんなに難しくはないかもしれない。こういうこと言うやつがいたら嫌だなあ、ウザいなあっていうキャラクターを作っているんです。仕草やセリフの言い回しを軽くして、悪役の要素を出すようにしています。

──シリーズを通してこの役を演じてきて、心境が変わった部分や成長を感じる点はありますか。

白濱　マイティーでの撮影って、「ここでバーニーが自由に言って」みたく、けっこう監督が自分たちに任せてくれることが多いんです。SWAYさんと僕のやりとりも、以前は「ここセリフ足りないですよね？」と悩んだりしていたんですけど、最近は自然と出て来るようになりました。お互い芝居の間も慣れた感じがあります。

「HIROさんの差し入れで、屋台を何軒かいただきました！」（佐野）

──撮影現場のエピソードについて、もう少し伺えたらと思います。「HiGH&LOW」の現場と言えば、EXILE HIROさんの豪華な差し入れですよね。今回の撮影で印象に残った差し入れを教えてください。

白濱　僕はカレーパンですね！ 夜中にすごくおいしいカレーパンが届きました。

佐野　僕は北九州の撮影で、お昼に「HIROさんの差し入れで、屋台を何軒かいただきました！」って言われて。何軒か……!?と思って行ってみたら、カレー屋さんとかラーメン屋さん、お寿司屋さんとかめっちゃたくさん屋台があって。唐揚げ丼とか、ピザ、ハンバーガーのお店もありました。1軒でも十分うれしいんだけどな？ これ、日分けにすればいいのにな？って（笑）。

白濱　ええ！ 僕はその日いなかったですね。

佐野　あの日はすごかった！ いつもいろんな差し入れをいただくんです。クレープ屋さんやカフェが来たり、叙々苑弁当をいただいたり。あとはEXILE TETSUYAさんプロデュースのAMAZING COFFEEとか。普通の現場ではあんなに差し入れをもらえること、ないですよね。

ファンのみんながどんな曲を好きなのか知りたい（白濱）

──先ほど役柄やチームについてお話しいただきました。今回マイナタリーとのコラボレーションとして、バーニーやタケシへの質問や各チームへの応援コメントを募集し、選ばれたものにキャラクターからの返信が投稿されるという企画を実施します。もしお二人がそれぞれのキャラクターとしてこの企画に参加するとしたら、ファンの方とどんなテーマで会話をしてみたいですか？

佐野　どんなことでも！（笑） キャラクターと会話できることは少ないと思うのでふとした疑問をどしどし書き込んでください！

白濱　僕はやっぱり音楽について話したいかも。みんなが、どんな曲を好きなのか知りたい！