お笑いナタリー PowerPush - NOTTV×ナタリー「スマホ寄席」

「落語スナック玉ちゃん」マスター玉袋筋太郎 「寄席のススメ」を伝授!

ベテランから期待の新鋭まで、さまざまな落語家を毎回ゲストに迎えるスマホ向け放送局NOTTV(ノッティーヴィー)の人気番組「スマホ寄席」。収録は都内のライブスペース・新宿レフカダにて行われ、ファンは現場でその一部始終を観賞することもできる。

お笑いナタリーではこのたび、「落語スナック玉ちゃん」のマスターとして番組に出演中の浅草キッド・玉袋筋太郎と、アルバイトレディ役のグラビアアイドル・坂本りおんにインタビューを敢行。落語家の話を引き出す2人が、番組の見どころをたっぷり語ってくれた。また玉袋には、お笑いナタリー読者へ向けた「寄席のススメ」も伝授してもらっている。

この特集には、笑福亭鶴光と桂宮治をゲストに迎えた6月27日(木)深夜放送回の収録レポートも掲載。玉袋と落語家のトークや熟練の高座がとことん味わえる「スマホ寄席」の魅力を、ぜひ感じ取ってほしい。

文 / 成田邦洋 写真 / 河村正和(フォトプロ)

「スマホ寄席」とは

NOTTVにて毎月第4木曜日深夜に放送中の落語&トークバラエティ番組。「落語スナック玉ちゃん」マスター役の浅草キッド・玉袋筋太郎が、アルバイトレディ役のグラビアアイドル・坂本りおんとともに、毎回ゲストの落語家から話を引き出す。落語家たちはトークの勢いそのままに高座へ上がり、落語を一席披露。トークと落語の2本立てで寄席気分に浸ることができる。

玉袋筋太郎の「寄席のススメ」

  1. 飲食可能!

    寄席に足を運ぶのは勝ち組だよね(笑)。平日の昼間にさ、寄席行ってビールなんか飲んでたら最高の勝ち組だと思うよ。金儲けしていい生活するのが勝ち組じゃないんだよ。弁当だって売ってるしさ。楽しいよぉ~。

  2. コストパフォーマンス抜群!

    昼席と夜席があって、けっこう長く見られるんだよな。昼席だけでも3時間とか4時間とか。いろんな落語や漫才が安く見られる。喫茶店でそれくらい粘ったら、ものすごくイヤな顔されるよ(笑)。

  3. 世の中のことを忘れられる!

    寄席は昔からのエンターテイメント施設。ディズニーランドが出てくるまではナンバーワンだったんじゃない?(笑) 肩肘張らずにリラックスして、そこに溶け込むってのが一番いいと思うよ。世の中のことも忘れてさ。難しい新聞とか持ち込まないほうがいいね(笑)。

玉袋筋太郎&坂本りおんインタビュー

2人の実家はスナック

──そもそも「スマホ寄席」とは、どういう番組なんでしょう?

左から玉袋筋太郎、坂本りおん

玉袋 公開収録でお客さんも入れて、木戸銭(=入場料)も取ってるんですけどね。これが1000円って、値段が安すぎる! 素晴らしい! 1000円でこれだけ楽しめるモノはないんじゃないですかね。少し形が変わった寄席なんですけど、変態が集まってる感じがしますよ(笑)。非合法集会的な良さがありますね。

──「落語スナック玉ちゃん」で落語家さんと玉袋さんのトークが毎回繰り広げられるわけですが、この店では玉袋さんがマスター?

玉袋 そう、マスター。で、りおんちゃんがアルバイトレディですね。スナックでは「ホステス」とは呼ばないんですよ。また違うんですから。

坂本 はい、バイトです!

──マスターから見て、坂本さんの働きぶりはいかがですか?

玉袋 うん、なかなかよくやってくれてますよ。

坂本 ありがとうございます!

玉袋 やっぱりね、彼女は実家がスナックやってるんでね。で、俺の実家もスナックだし。お互いスナック同士でな。

坂本 そうなんです。ダブルスナックな感じです(笑)。

──いいご縁ですね。

玉袋 またスナックの子供ってのはよくできてる! “人への当たり”がうまいんだよな。そりゃそうだよ、いろんなお客さん見てっから。サラリーマンや公務員の息子とか娘より、俺たちのほうが全然“さばけてる”からいいよな(笑)。

──逆に坂本さんから見たマスターは?

坂本 そうですね。ものすごく元気な……(笑)。

玉袋 そういうふうに見てたんだ(笑)。

坂本 ハキハキしてまして、面白いです。このマスターの下で働けてよかったなと思いますね(笑)。

落語家はエピソードの宝庫

──ほかの番組にはない「スマホ寄席」ならではの見どころを教えてください。

玉袋筋太郎

玉袋 やっぱりこのスナックでの“素しゃべり”が長い、ってことですかね。ほかの番組や高座じゃ、そういう話はなかなかできないじゃないですか。もちろん(落語の)枕では使うのかもしれないですけど。そういったプライベートな話を聞けるのが面白いよね。

──お2人もとことん掘り下げていくと。

玉袋 そこまで掘り下げてもいないんだけどね(笑)。

坂本 当たり障りのないような(笑)。

玉袋 でも、たとえば(三遊亭)小遊三師匠の娘さんがメイクさんをやってる、なんて知らなかったもんね。

坂本 私も娘さんにメイクしてもらったことがあるんですよ。

玉袋 ね。そんな話は「笑点」じゃ聞けないよ(笑)。

──そのほか印象的だった落語家さんは?

坂本 (立川)談笑さん!

玉袋 談笑さんには「がまの油売り」を実際にやってもらってね。ためになるよね。

坂本 面白かったですね!

玉袋 あと、俺は(立川)こしらさんが面白かったですね。なんか変わった人だったな。サギ師みたいなことやってたんだっけ?(笑) エピソードの宝庫なんですよね。

「スマホ寄席」を落語の入り口に

──ちなみに坂本さんは寄席に行ったことは?

坂本りおん

坂本 1回だけあって、定番の「まんじゅうこわい」を見ました。この番組でも寄席に携わることができて嬉しいです。

──坂本さんのような若い女性にもっと寄席に足を運んでもらうには、どうしたらいいでしょう?

坂本 最近、落語のDVDを見てるんですけど、わからない日本語が出てくると内容もわからなくなってきちゃうんですよ。現代風のわかりやすい言い回しが入ってくると、みんなも楽しく感じると思います。

玉袋 そうだよね。あと、それを宿題にして家に帰って言葉を調べると、語彙が増えていったりするしな。でも今は寄席に行く女性が増えてますよ、「寄席ガール」ってのが。「山ガール」の時代じゃないですよ? 女性はみんな寄席に来てます! ……っていうことにしちゃったほうがいいんです(笑)。

──先に言ってしまったほうがいいと(笑)。

玉袋 そういうこと!

──では、たとえ寄席に行かずとも、この番組のようにスマホで落語を楽しむということの利点は?

玉袋 若者の“入り口”としてはいいんじゃないですか? スマホを持ってると“コンテンツ探し”になると思うんだけど、その中で落語にたどり着いてくれたら嬉しいですよね。落語人口も増えると思うし。それで寄席に足を運んでもらったり、本を読んだりして勉強したりすれば、また面白くなると思いますよ。

──逆にこの番組について何か今後の課題を挙げるとすれば、どんなことがありますか?

玉袋 (しばらく考えて)……特にないなぁ。やってて楽しいし、文句もないよ。面白いなぁって。「お客さんになりてぇな」と思うくらいだな。落語家さんの噺、下(客席)で観てたいよ。

坂本 観たいですよね!

玉袋 モニターでは観てるんですけどね。

──最後に、この番組のおすすめポイントを教えてください。

玉袋 手のひらサイズで名人芸が見られる! 身近なスマホというアイテムで、ぜひとも触れていただきたいですね。ご高齢の方も楽しんでいただきだいと思います。あと、スナックのほうにもみんなで来てほしいよね(笑)。

坂本 お待ちしてます!(笑)

玉袋 スナックっていう文化は日本古来の伝統ですから。落語は伝統芸ですし、スナックも伝統文化。それを絶やすことなく、我々で頑張っていきたいと思っています。

スマホ寄席
スマホ寄席

毎月第4木曜放送
次回放送は6月27日(木)24:15 ~ 26:15

MC:玉袋筋太郎 / 坂本りおん

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玉袋筋太郎(たまぶくろすじたろう)

玉袋筋太郎

1967年6月22日、東京都生まれ。1987年に水道橋博士とお笑いコンビ・浅草キッドを結成。3月20日に全国のスナックファンに向けた愛唱歌「酔街エレジー」(ポニーキャニオン)でCDデビューした。