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ナタリーはこの番組に注目!「Get King of Kings Live」

スマホ向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」では、ヨシモト∞ホールで毎月行われているライブ「Get King FINAL」の模様を放送中。11月10日には、NOTTVとGet King Liveのスペシャルコラボイベント「よしもとGet King of Kings Live powered by NOTTV」が開催された。

これは、「Get King FINAL」の月間キング11組が、年間王座をかけてネタバトルを繰り広げるお笑い界注目のイベント。出演者たちの意気込みを掲載した前回の特集に引き続き、今回、お笑いナタリーでは、12月9日(日)のオンエアに先駆けてイベントレポートとともに、出演者全11組とMC次長課長のコメントを紹介する。次世代のお笑い界を担う芸人たちを一足早くチェックしよう。

取材・文 / お笑いナタリー編集部 撮影 / 笹森健一

Get King of KingsLiveイベントレポート

レポートの模様の画像

11月10日、渋谷・ヨシモト∞ホールにて、「よしもとGet King of Kings Live powered by NOTTV」が開催された。これは、今年2012年1月から11月まで行われた「Get King FINAL」で優勝した月間王者11組が"真のキング"の座を争うネタバトルだ。出場したのは、天狗、トレンディエンジェル、すずらん、インポッシブル、ジェラードン、スパイク、デニス、タモンズ、ボーイフレンド、ニューヨーク、笑鷺。アームストロングが前説で会場を温め、MCを次長課長が務めた。

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イベントでは、まず最初に次長課長が大会のルールを説明。130Rほんこん、放送作家の倉本美津留ら4名の審査員がそれぞれ100点満点で採点し、上位2組が決勝に進むという流れを紹介した。また、優勝者にはNOTTVの1時間の冠特番と50万円の番組制作費が与えられることを発表すると、ステージに呼び込まれた出場者たちは大興奮。その後、抽選会でネタ順を決め、さっそく各グループがそれぞれ3分間のネタを披露することになった。

トップバッターで登場したのはすずらん。デートをテーマにした漫才を展開すると、審査員のほんこんは「テンポがあってうまい。好き」と絶賛した。続くインポッシブルは、スナイパーに狙われた大統領と、彼を助ける護衛官のコントで笑いを集め、ジェラードンはハチ公前にいる謎の観光客をモチーフにしたコントを披露。笑鷺は、刑事ドラマの1シーンを演じる漫才で高得点をマークした。

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デニスは、ブラジル人と日本人のハーフという植野の特徴を活かしたおなじみの漫才で会場を沸かせ、天狗は川田が業界用語をまくしたてる賑やかな漫才でこれまでの最高得点を獲得。審査員の倉本美津留も「飛躍的によくなった」と天狗にエールを送った。

続いて登場したニューヨークは、生徒が卒業式の合唱でどうしても歌いたい曲があると先生を説得するコントを披露。スパイクは子供の頃のあこがれだった「セーラームーン」をベースにした「美少女戦士ごっこ」ネタで同世代の観客の心をくすぐった。

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いよいよ終盤に差し掛かり登場したタモンズは、童話と歌謡曲をミックスした漫才で、天狗に次ぐ高得点をゲット。倉本美津留から「ええキャラしとるな」と声をかけられ、次長課長とのやりとりでも堂々とした態度で笑いを取っていた。続くボーイフレンドは「正しい洗顔」をラップ調で展開。また、ラストの出番となったトレンディエンジェルは「もっと勉強しておけばよかった」と切り出してハイテンポな漫才を繰り広げた。

全11組がネタを披露した結果、得点上位2組は天狗とタモンズに決定。この2組が決勝戦ではそれぞれ別のネタを見せ、審査員と会場投票の合計得点によって天狗がキングの座に輝いた。最後に次長課長にコメントを求められたのは天狗・川田。「こうなることはわかっていました!」と強気な発言で笑わせ、会場を盛り上げた。

決勝で2組がどんなネタを見せたのかは、12月9日(日)のオンエアでぜひ確認してほしい。

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よしもとGet King of Kings Live powered by NOTTV

  • 放送日時:2012年12月9日(日)22:00 ~ 24:00
  • 出演者:(MC)次長課長 / すずらん / 天狗 / インポッシブル / タモンズ / トレンディエンジェル / ジェラードン / ボーイフレンド / スパイク / デニス / ニューヨーク / 笑鷺

Get King of KingsLive 優勝者「天狗」インタビュー

優勝者「天狗」の画像

天狗

左 / 川田哲志(かわたさとし)
1979年8月27日生まれ、兵庫県出身。NSC東京校9期生。

右 / 横山裕之(よこやまひろゆき)
1980年3月10日生まれ、兵庫県出身。NSC東京校9期生。

──優勝おめでとうございます。

川田横山 ありがとうございます。

──率直なご感想をお願いします。

横山 ビックリしました。6番手だったんですけど、それまでずっとネタ合わせしていて、ステージを見ていなかったから。そのあとは「みんなウケるなー」って思いながら見てました。

川田 得点で追われる立場だったから、プレッシャーがありましたね。「決勝に残りました」ってなってから、めっちゃ迷ったよな?

横山 候補のネタが5本ぐらいあったんですよ。最終的に「ウケそうなネタをやるよりも、自分たちがやりたいネタをやったほうが後悔はないな」って選んだんですけど、そのネタで優勝できてうれしかったです。

──勝因は?

横山 審査員がいるので、賞レースのような"ピリッと感"はあったんですけど、自己紹介のところからお客さんが僕らを受け入れてくれている感じがありました。

川田 でも、一番の勝因は、あのメンバーだったからちゃう?

横山 やめとけって! 上にも下にも敵作るぞ。

川田 まあでも、楽しくできたのが勝因じゃないですかね。

横山 いや、ほんとそれに尽きます。

──最後に、当面の目標を聞かせてください。

川田 来年は「THE MANZAI」獲りに行こうと思ってます!

横山 ふはははははは(笑)。すごいな、お前! でも、ネタで評価されるようになることが目標なんで、賞レースには力を入れていきたいです。

次長課長コメント

河本準一

河本準一

今日は全体的にクオリティが高かったですね。この1年間で、みんなかなりレベルアップしてます。3分の中にいろいろ凝縮されていて、普通に袖で笑っちゃいました。Get King Liveは、これから1年目、2年目くらいの子たちがどんどん出てくるようになると、さらに活性化するんじゃないでしょうか。楽しみにしてます。

井上聡

井上聡

普段僕らが見ているような若手よりも、さらに若手の人達のネタを見ることができて面白かったです。最先端の笑いを感じられたなと思いました。すごいスターがここから出てくるんだろうなと。今後もまたこういう大きいイベントがあればいいなと思いますけど、僕らはスーツじゃないほうがいいですね(笑)。

Get King of Kings Live powered by NOTTV

よしもとGet King of Kings Live powered by NOTTV

  • 放送日時:2012年12月9日(日)22:00 ~ 24:00
  • 出演者:(MC)次長課長 / すずらん / 天狗 / インポッシブル / タモンズ / トレンディエンジェル / ジェラードン / ボーイフレンド / スパイク / デニス / ニューヨーク / 笑鷺

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