安部　敗因はどっちかっていうとお前やろ？

大波　なんでやねん！ 俺は100％の力を出したと自負してます。あなた、2本とも最後のほう真っ白になってたよな？ 漫才中に「ふぅーっ」って言うてたやん。

安部　いや、真っ白っていうかね、白銀。

大波　スキー場みたいになってたん？（笑）でも、この大会を目標に1年間がんばってきたんですけど、今回獲れなかったんで、第2回があれば獲りに行きたいですね。

阿部　結果は3位ということで、最終決戦を3組まで残していただければよかったのになと。我々、もっといいネタを残してたじゃないですか。

濱口　まあすごいのが1本ありました。

阿部　実質、僕らが優勝と言ってもおかしくないかなと。

濱口　ここだけの話ね。

阿部　もし優勝していたら制作費50万円で1時間のVシネマ作りたかったですね。タイトルは「大都会」。

濱口　ああー、それやりたかったなー。

屋敷　その場で審査員の方がつけてくださった点数が出るっていうのは緊張感がありましたね。

嶋佐　でも、いつも通りできたのはよかったと思います。いい舞台でした。悔いがあるとしたら、個人的にちょっと体調がよくなかった。

屋敷　あはははは（笑）。でも、ネタに関しては悔いはないです。欲を言えば2本ネタをやりたかった。2本目は漫才を用意していたんで、コントと漫才を両方見てもらいたかったですね。

海野　よかったんじゃないですか？ 僕ら前半でしたからね。

かみちぃ　正直、ほかの漫才師は練りに練ったネタをやってるわけですよ。僕らのネタは全部ニュアンスですから。動きだけで笑いを取るっていうね。

西本　2～3分で作ったネタですから（笑）。

海野　マジでそうなんです。でも、それをほんこんさんがめちゃめちゃ褒めてくれて。うれしかったですねー。

西本　来年もあったら次は優勝したいです。

井元　今日は腸が出ちゃうコントだったんですけど、もうちょっと質感を出したらよかったんですかね。

蛭川　もっと生々しいほうが親近感が沸くのかも。

井元　次はもっとリアルな腸を作ってきます！ 僕らはグロさをどれだけ笑ってもらえるかっていうところに力を入れてるんで。じゃあ蛭ちゃん、最後に意気込みをお願いします。

蛭川　（敬礼のポーズをとりながら）「こち亀THE MOVIE」に出るぞ！

井元　俺も入れて！

蛭川　じゃあ本田の役でね。