キャラクター紹介

• 宇宙人総理（内村光良）

  国会の予算委員会で「総理は本当に地球人なのか？ 宇宙人なのでは？」と野党の議員に繰り返し追及される小暮井総理。しかし総理は一貫して「私は地球人です」と主張する。頭の先端はとがり、顔色は青く、どう見ても宇宙人のような容貌なのに。総理を取り巻くコントは、生放送の総選挙特番などに大きく発展した。

  

• イカ大王（ドランクドラゴン塚地）

  世界最大のイカ、ダイオウイカの姿を史上初めて撮影しようという調査隊（内村光良、星野源）が深海へ潜水すると、そこにいた奇妙で愛らしい生命体が「イカ大王さま」だった。「LIFE!スペシャル『深海の超巨大生物を追え』」が初登場時のコントのタイトル。イカ大王はその後、CDリリースや「紅白歌合戦」への出演も果たし、番組きっての名物キャラクターとなった。

  

• まっすぐ彦介（内村光良）

  突然壁をぶち破って出没し、その場にいる人たちを驚かせる。つながった眉毛やハキハキとした口調が特徴。本名は増田彦介。「あー、うっかりうっかり！」の決めゼリフを繰り出したあとで、再び壁を破って去っていく。妹の増田彦美（石橋杏奈）とのコンビネーションは強力だ。

  

• スポーツ番長（内村光良）

  学校で運動部の部員たちが言い争っているところに、野球のバットやバドミントンのラケット、水泳のフィンといったスポーツ用具を装着した姿で、意気揚々と登場。スポーツマンシップに反する部員たちへ啖呵を切っていく。男気溢れる言葉の数々やペットボトルの水を所構わずまき散らす行動は、九州男児を思わせる豪快さだ。

  

• プラス車掌（ココリコ田中）

  「LIFE!」メンバーが乗っている電車の座席に、乗車券を確認するために現れる。「切符を拝見します」と業務をこなしたあと、メンバーに対して質問を投げかけたり、いいところを伝えたりと言葉を「プラス」していく。プラス車掌に声をかけられたメンバーの、素とおぼしきリアクションが見ものだ。

  

• 妖怪どうしたろうかしゃん（ムロツヨシ）

  気味の悪い空間に出現し、人間を怖がらせようという気持ちはあるものの、実はノープランでどうしたらいいのかわからない「平成の指示待ち妖怪」。「どうしてやろうか！ どうしてやろうか！」を代表とする曖昧なフレーズを連発し、怖がらせたいはずの人間を困惑させる。

  

• 鉄仮面テツオ（星野源）

  コント「テツオの数奇な運命」に登場する仮面のキャラクター。鉄仮面一族のもとに生まれ、常に鉄仮面をかぶって生活している。コンビニへの買い出しや古着屋での買い物は、鉄仮面をかぶっているため、なかなかうまくいかない。数奇な運命に翻弄され、その苦悩はあまりに深い。

  

• カッツ・アイ（西田尚美、臼田あさ美、石橋杏奈）

  ごく普通の家族のはずが、母（西田）と娘のメイ（臼田）、マナコ（石橋）が怪盗に変身してしまう。声を揃えてポーズを取り、細かい説明や主張を「カッツ・アイ」、すなわち“割愛”し続ける。とある有名作品を彷彿させるレオタード姿がまぶしく、彼女たちにツッコミを入れる父（内村光良）はひたすらに実直だ。

  

• 三津谷寛治（内村光良）

  NHKのゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・ディレクター、かつ「LIFE!」のスーパーアドバイザー。NHKでの番組制作にあたって出演者やスタッフへ堅苦しく四角四面な指示を出し、独特なポーズとともに「NHKなんで」とその根拠を言い放つ。ゲストにアンタッチャブル山崎、東京03、オードリー、狩野英孝を迎えたコントが大きな反響を呼んだ。