Amazon Prime Video「今田×東野のカリギュラ」 PR

「今田×東野のカリギュラ」ニューヨーク&鬼越トマホークの全話視聴合宿 配信番組に見出す“芸人としての攻めの姿勢”

地上波の番組でボツになった企画を蘇らせるAmazon Prime Videoオリジナルバラエティ「今田×東野のカリギュラ」。このシーズン2が8月31日に配信開始される。

シーズン1では、東野幸治が狩猟に挑戦するさまを追う「東野、鹿を狩る」や、とろサーモンらが屈強な芸能人を拉致しようとする「SARAI選手権」など、攻めた企画が多く展開された。動画配信サービスが注目を集める今、「カリギュラ」のような配信番組をきっかけに秘めた才能を開花させる若手芸人が出現してもおかしくはない。

お笑いナタリーでは「カリギュラ」特集の第2弾として、尖ったネタが持ち味のニューヨークと鬼越トマホークの同期2組を招集。配信番組で活躍するためのヒントを探ってもらうべく、「カリギュラ」シーズン1の全エピソードを一気に観る「全話視聴合宿」を実施した。2組は番組から何を感じ、何を学んだのか。各エピソードの魅力を交えて語ってもらった。

取材・文 / 塚越嵩大 撮影 / 小坂茂雄

左からニューヨーク、鬼越トマホーク。

「カリギュラ」全話視聴合宿は13時半にスタートした。深夜には鬼越トマホーク坂井が放った屁の匂いに耐えきれなくなった一同が部屋から逃げ出すハプニングもあったが、それ以外は順調に進行。食事休憩や仮眠を挟みつつ翌朝10時に終了し、最後は2組が番組について思う存分語り合った。

全話視聴合宿を終えて

──約20時間にわたる「カリギュラ」の一気見、お疲れ様でした!

鬼越トマホーク金ちゃん お疲れ様です! 今はとにかく眠いです(笑)。

ニューヨーク嶋佐 基本的にずっと楽しんで観られたよね。やる前は「途中でつらくなるかな」って思ってたけど、全然そんなことなかった。

左からニューヨーク、鬼越トマホーク。

鬼越トマホーク坂井 興奮しっぱなしで、19話ずっと起きてた!

金ちゃん 1話まるまる寝てんじゃねえか! 全部で20話だから!

坂井 正直、バイきんぐ小峠さんの「自作自演やらせドッキリ」の回だけは完全に寝てたけど、それは意図的に取った仮眠。俺はスキンヘッドの人に起こることは大体予想つくから観る必要ないんだよ。

ニューヨーク屋敷 いや小峠さん出てくる前からウトウトしてたやん(笑)。

鬼越トマホーク坂井

坂井 でも基本的にずっと目が離せなかった。狩りから始まって、オレオレ詐欺、エロ、ホームレス、拉致……サプライズの連続だもん。小峠さんのドッキリだけつまんなかったよね。

金ちゃん 観てないだろ! 小峠さんの回もめちゃめちゃ面白かったから!

屋敷 あと、りょうちゃん(坂井)のオナラが臭すぎて、観られる状況じゃなくなったときあったよな。

嶋佐 あれは異常だった。本人以外の全員が画面から離れたから。

坂井 「嗚呼、麗しのお鳴らし」っていうオナラがテーマの企画があったんですよ。それを観てたら「オナラしたいな」って思うでしょ。

屋敷 それを観てからだいぶ経ってたけどな(笑)。

坂井 まあ、そんなことはどうでもいいんだよ! みんなが一番面白いと思った企画はなんだった?

屋敷 なんで急に回そうとするん?(笑) それは今からインタビュアーさんが聞くやつやから。

金ちゃん 今は視聴合宿の率直な感想だけでいいんだよ(笑)。

坂井 うるさいなあ~。小さくまとまってる若手たちだなあ~。キモいなあ~。小手先だけでやってるんだろうなあ~。

ニューヨーク嶋佐

──(笑)。では、さっそくですが、皆さんが特に好きだったエピソードを教えてください。

嶋佐 僕は「第1回芸人ゾンビオーディション」です。千鳥さん、平成ノブシコブシさん、とろサーモン久保田さん、スリムクラブ真栄田さんがゾンビになりきる演技のうまさを競っている姿がめちゃめちゃ面白かった。「カリギュラ」ってコンプライアンス的にNGが出た企画が多いですけど、これはそうじゃなくて「こんなにバカバカしい企画はできない」っていう理由でボツになったはずで、それをガッツリやるのが勇気あるなと思いました。

金ちゃん バカバカしすぎて斬新だった(笑)。

嶋佐 「ゾンビになりきってボケ続けなきゃいけない」っていう状況、ゾッとするよね(笑)。最後のほう、みんなやることがなくなっちゃって「どうすんのこれ?」みたいに顔見合わせて、相当ヤバかったもん(笑)。ノブさんとか心折れちゃって。実力ある人たちが戸惑っている姿に注目してもらいたい。

「ROAD TO WALKING DEAD 第1回芸人ゾンビオーディション」より。

坂井 賞レースの決勝で見られるカッコいい姿とは真逆だよね。Amazon Prime Videoって過去の「M-1グランプリ」も全部観られるでしょ。千鳥さんたちの勇姿を確認してから「ゾンビオーディション」を観たら、ギャップで2倍楽しめそう。

屋敷 芸人からすると相当面白い企画やと思うけど、彼女と一緒に観たときに、彼女も笑ってるとは思えんのよな(笑)。

カリギュラは“狩りギュラ”でもある

坂井 この番組の醍醐味は第1話から順番に観ることだと思う。1話から20話までで1つの「カリギュラ」という作品。俺は“命”という重いテーマを扱っている「東野、鹿を狩る」「東野、猪を狩る」が一番好きだったけど、「ゾンビオーディション」はその真逆で、中学生でも考えないようなくだらない企画。これがバランスよく配置されている。

金ちゃん 俺が一番好きなのも狩りシリーズだな。

坂井 狩りは俺が言ったんだから、お前は違うやつ挙げろよ!

鬼越トマホーク

金ちゃん いや俺のほうが狩り好きだから! もともと、これを観て「狩猟免許取りたいな」って思っていて、本当に取りに行く予定だったから。狩猟を扱った企画ってたまにあるけど、ほぼ笑いはない。でも「カリギュラ」はバラエティ寄りだから、初心者向けで入りやすいし、普段は「感情がない」みたいなイジられ方をしている東野さんが狩猟と真剣に向き合っている姿は説得力があった。

坂井 MCの日本代表といえる今田さんと東野さんだからライトにできてるんだろうな。それがすごい。池上彰さんがやったらああはいかないでしょ。バラエティではあるけど、いろいろなことを考えさせられるいい企画だと思う。あと東野さんが最後に鹿や猪の肉を食ってるシーンがすごくおいしそうなんだよ。

金ちゃん そう。最終的には命を食べて「人間はこうやって生きているんだよ」っていうことを学べる。

坂井 やっぱり狩りシリーズは「カリギュラ」の核といえるかな。そういう意味で、カリギュラは“狩りギュラ”でもあるんだと思います。

ニューヨーク

屋敷 うまいのか、それは(笑)。俺は「SARAI選手権」が好き。何も知らないターゲットを拉致できるかっていうギリギリな企画なんだけど、スタッフさんが腹くくってやってる感じがして、観ているこちらも力が入った。

嶋佐 俺らの同期のデニス植野とマテンロウ・アントニーが貴闘力さんをさらおうとするじゃん。あいつらの勇気はなかなかすごかったね。ビビってた行雄ちゃん(植野)も途中からスイッチ入って、貴闘力さんに「立てって! 立てってオイ!」って言ってて、それに一番「うわ!」って思った(笑)。

金ちゃん 貴闘力さんの目が怖かったよ。最初は俺らもできるんじゃないかと思ったけど、最後は「やっぱりやりたくないな」って思った。

左からニューヨーク、鬼越トマホーク。

坂井 もし俺らが「SARAI選手権」に出ることになったら誰をさらいたい? 髙田延彦さんいけるかな?

金ちゃん いやいやいや無理だって! 俺らがさらえるのはIKKOさんくらいだって。

坂井 マツコ・デラックスさんは?

金ちゃん マツコさんも無理だよ! 体重も力も半端ないから。格闘家はヤバいって。

坂井 マツコさんは格闘家じゃねえだろ。

──同じく犯罪を扱う企画だと、番組が用意した詐欺グループが芸人さんの母親に詐欺を仕掛ける「オレオレ詐欺選手権」「ガチ詐欺選手権」もありました。

嶋佐 これは観ていて切なくなりましたね。すごく入り込んじゃって「もうやめてくれー!」って思いました。

金ちゃん わかる。お母さんが「うちの息子はそんなこと絶対にしないです」って言うシーンで泣きそうになる。芸人って売れてない頃から母親の世話になってるから、どうしても自分とリンクさせちゃう。

「うちの親は大丈夫!母ちゃん、オレオレ詐欺選手権」より。

嶋佐 「お母さーん!」って叫びたくなる(笑)。

金ちゃん 詐欺グループとやりあう人もいて面白かった。しずる村上さんの母親とかハラハラしたなあ。

坂井 でも最後はネタバラシがあって「よかったね」で終わるからホッとできる。飛ばさないで観てほしい。必ず第1話から連続で観てください。1話から20話までで「カリギュラ」です。

金ちゃん その最後のまとめみたいなのをちょいちょい言うやつ、なんなんだよ! まだ座談会の序盤だから!

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